トレーダーズ・グレイル

トレードの世界を探求するプロトレーダー増田蔵人の気まぐれ更新ブログ 本当に勝てる投資家になるためのブログ

日々のマーケット

無事に通過

さて、みなさん、アメリカ中間選挙のイベントが、無事に通過して、とにかく一安心、といったところではないでしょうか。

なんせ、前回の大統領選では予期せぬどんでん返しが起きたので、今回も
何か一波乱あるんじゃないか
と身構えてした人は多いと思います。

トランプさんの支持者は、比較的教育水準の低い層が多いといいますが、アメリカの事前予想は主に教育水準の高い人を対象としたアンケートで集計されてますので、それで前回の予想のズレが起きた、と言われてます。

なにせ
メディアというのは学ばない人種
ですので、今回も、同じことが起きるんじゃないか、と私も思ってたんですが、それだけに、結果がほぼ予想どおりで、大した波乱もなく通過して、拍子抜けした感じですね。

さすがに心配、日本時間8時から開票が始まるというので、何か大きな動きがあったら乗っかろう、と思って、ずーっと場中の動きを見てたんですが、まあ、日経平均こそ300円ぐらい?でしたか? の値幅で急激にプラスになったりマイナスに沈んだりしてましたが、結果的に波乱というほどでもなかったかと。
一時、為替も一気に円安に振れましたが、もう、今日あたりは反落してきたので、思ったほどの大変動もなかったですね。

これまで、中間選挙に向けて動きにくい、とか言われてましたが、それが済んだら、今度はFOMCで、それも終わりましたし、こうなると、いよいよ、なんだかコレといった「言い訳(別名、材料)」が無い感じですね。

トランプさんは「ほぼ完全勝利」とかたわけたこと言ってますが、この結果を受けて、どう動くかも分からないので、相変わらず、トランプに振り回される日々が続きそうですね。

心臓に悪いので、あんまりつぶやかないで欲しいですなぁ(笑)

荒れ模様

しばらく間があきましたが、ちょっと色々ありまして。

最近の相場は、なんだか実に荒れ模様ですね。

日経平均の一日の最大上下幅が恐ろしいぐらいに暴落していたり、
ついこの前まで、無責任な解説者はバラ色の未来をのたまっていた
気がしますが、あれよあれよというまに、24000円台から、22000円前後まで落っこちたり。
これだから解説者の言うことはアテになりません。

最近しばらく、日経平均先物をやめてたのですが、24000円超えした頃から、そろそろヤバそうだなぁ、と思って、ちょっとだけ売っていたので、ありがたい暴落ではありましたが、早めに利益確定しすぎました。

大暴落したときは、つい先日まで
日経平均は年末までに25000円行く
などとのたまっていたヤカラが、今度は手の平を返して
何々ショックの再来かもしれない
みたいなことを言い出しましたが、まー、節操のなさに呆れるのはさておいて、今回の下げというのは、明確にこれといった原因がない、というのが正解だと思うんですよ。

ま、いろんな「ブラック何々デー」とかでも、後付で理由をつけてるだけで、さしたる理由がない、というものがある、というのを「投資の聖杯」でも書きましたけれど、今回、色々言われているまことしかな理由というのが
ほとんど全部、「何々を懸念して」「何々を心配して」なんですよね
つまるところ、もし、それが本当だとしたら、
勝手に先走りして想像で下げてるだけ
ってことですよね。

もしかしたら、その心配は当たるかもしれないけど、外れるかもしれない。

株価が経済の先行指標ではない、というのは、結局、このように、たとえば「経済の悪化を懸念して暴落した」けれど、いざ蓋を開けてみたら発表は全然そんなことなかった、みたいなことが、しばしばあることからも分かります。
実際にはなんもないのに、勝手に想像で下げてるんですから、実体経済を反映しているとは言えないでしょう。

今回の下げというのは、つまるところ、色々理由をつけてますけど
俗に言う「株価は下げたいから下げた」だけだと思うんです。

NYダウは、とにかく何年もずーっと上がり続けてるわけで、どっかで下げたい、誰もが、そろそろヤバいんじゃないか、下がるんじゃないか、とずーっとドキドキしてたわけで、そこに大きな下げがきた、みなさん、「あ、とうとうキタ」「ヤバイ」と、ここぞとばかりに売っただけだと思います、理由は後付けで。


こーいうときは、落ち着くまで時間がかかるんですけど、じっくり落ち着いていければいいですね。
まー、それが難しいのが相場なんですけどね(笑)



ま、それはともかく、最近ちょっとアレしてたのは、NNN(ネコネコネットワーク)で我が家の情報が猫に伝わったのか、最近、子猫が家の外のウッドデッキにいつくようになりまして。
1ヶ月ほど、懐かせる努力をしてたんですが、そろそろだいぶ懐いたので、いよいよ「保護しよう」ということで、確保して、色々環境整えたり医者いったり、世話に時間とられていたわけです。

P_20181020_214600

▲コレ。努力の甲斐あって、抱っこしても大丈夫になりました。

まー、いいかげん、我が家には保護猫が3匹いるので、どうしたもんか、と思うんですが
こんなもん、一度抱っこしたら手放せねえじゃんなぁ、うーん(笑)
この意志の弱さは、トレードに不利だ(笑)






最近の相場

以前、記事に対するコメントを頂いたことへの、返事として書いた話題なんですけども、やっぱり、ちゃんと記事にしておいたほうがいいかなぁ、と思ってまして、そんなわけで書いてみます。

最近の相場のことなんですけど、前からちょくちょく書いていますけど、去年あたりからなのかなぁ? だいたい、そのぐらいからだと思うんですが
相場が変化しているな
と感じるんですよね
新しい時代に入ってるな
というか。

これは、あくまでも個人的な感覚の話なんで、「そんなことねーよ!」と言われてしまえば、それまでなんですけども(笑)
まあ、ネットのラジオや記事でも、そーいうことを言われている解説者が多いので、私だけが感じてることではないんだろうと思います。

私自身、相場を見ている時間は長いと言っても、最初はやっぱり、片手間というか、オモシロ半分みたいなアレでしたからね。
本格的にコレを「生活の糧」にしだしたのは、投資歴の後半ぐらいですので、それほど真剣に長い時間、見ているわけではないんですけれど。
まー、ウチのオヤジは、ずーっと「株がどうこう」言う人だったんで(経済学者)、なんとなく、高校生とかレベルの、ずーっと昔から、相場のことに漠然とした関心はあったんで、ぼやーっと見てる期間だけは長いと思いますけどね。
なんというか、こう、何年か、十何年かに一度、変化が起きる感じはします。

著書にも何度も書いていますが相場の根本、というより、投資の根本ですね、投資の根本は常に不変だと思うんです、だからこそ、江戸時代の本でも、今でも役立つわけですよ。

それがなぜ不変なのかといえば、投資の根本というのは
不確実性の支配する市場で、人間が金を儲けようとしたとき、どうすべきなのか
ということだからです。
相場がどう変わろうとも人間の基本機能は常に変わらないから、根本は不変なわけです。

でも、その表層的な部分というのは、時に変化してると思うんです。
コンピューターが一般化されてから、表層の部分はMS-DOSからWindows、あるいはスマホのAndoroid(意味がわからなくてもいいです)と変化してますが、本質の部分は、実は私が高校生の頃から、全く変わってないのと同じような感じですね。

で、その変化ですが、先日、あるアナリストが「去年ぐらいから、相場が幼稚になってる」と言ってたんですね。
私は、相場というのは、昔から幼稚なものだと思っていますので(この解釈も、説明すると長くなるので、今回は割愛しますけど)、この物言いには反対なんですけど、この人が言っていることは、要するに
最近の相場というのは、悪材料が予想されれば下がり、実際に悪材料が出れば下がる、逆も同じ
ということ、つまり、善し悪しへの反応がストレートすぎる、ということを言ってたわけです。

これは、私も、そうかな、と思いますし、それがひとつ、「変化してきている感覚の原因なのかな」と思います。

先日までの、アメリカの中国への追加関税懸念への下げですね、あれもそうです。
別に、あれは「最近出てきた話」ではないんですよね、なのに、急に直前になって、だだ下げになった。
昔だったら、話が出てきた時点で、下げてきて、直前になったら上げたり、そんな複雑な動きをしていたと思うわけですが、近年は、この
ずーっと前から分かっていたはずのことが、直近になって急に大騒ぎになる
みたいなノリが多いと感じます。

結果的に、あのときは、実際に発表があった日以降は上げてきてるわけで、典型的な「材料出尽くし」で、そういうストレートな反応にはなりませんでした。
当然、常にそうなるわけではないです。
当たり前です、常にそうなるなら、常にマイナス材料が出れば売り、プラス材料が出れば買えば、いくらでも簡単に儲かっちゃうんですから、世話はないですよね(笑)

そんなに簡単すぎたら苦労はないわけで私の本も売れなくなっちゃいますから(笑)
むろん、いくらストレートになってきた、といっても、常にそんなに単純なわけではないんですけど、そんな傾向が強くなっている感覚は確かにありますね。

実際どうかはともかく、こうした反応は、アルゴリズム売買は見出しなんかを見て売買するので、マイナスなら売り、プラスなら買い、という反応がストレートに出る、ことが原因だという説が強くあります。
人間なら、「いくらなんでも売られすぎだなぁ」とか思って、売りを躊躇しますが、コンピューターはそんなこと考えずに売りますから、どんどん売られちゃう、というわけです。
だから、上げ下げ、という方向のこと以上に、実際には「値幅」という点が、その「ストレートすぎる」という感覚を作り出してるんじゃないかな、と思うんです。
値幅、いわゆるボラティリティですね、つまり、ちょっとマイナスっぽい材料が出ると、いつも
日本株が異様なほど、どかんと下げる
というアレです。
で、なんかのど元過ぎたら
日本株がどかんと戻す
という、この、なんだか過剰な値動きですね。
今回なんか、その典型ですけど、あっという間に数千円下げたと思ったら、たった2日で500円ぐらい戻す、とか。
とにかく、過激なほど、動きがダイナミックで過剰なんですよ。

つまりね
ちょっと雰囲気が暗くなると「わーっ」とマイナス方向へみんなでこぞって走っちゃう
ちょっと雰囲気が明るくなると「うふふ~」とプラス方向へみんなでこぞって走っちゃう
みたいなね(笑)
なんかさ、子供の反応みたいじゃないですか、幼稚園の子供みたいな。
その感じを「幼稚」と表現してるわけですね、その人は。


ま、そんな簡単なわけない、って言いましたけど、実際の話、明らかにアルゴリズムのせいだと思いますが、一日の値動きだけを見ると、今は、ある程度過剰な下落が入ってきた日は、大半、ほぼ確実なほどに下げ続けることが多いですから、それに乗っかったらデイトレードで簡単に儲かります。
と、理屈はそうですが、その日を待つこと、そして、見極めて乗っかることが心理的に難しいので、やはり、そう簡単ではないんですけどね(笑)


ともかく、最近の相場は、個人的な感覚では
この程度の外部材料で、こんなに大きな値幅を上下することは、かつての相場では、ありえない
という感覚です。
いや、むろん、こういう値幅の大きい上下は過去にもあったんですが、言い換えると、このぐらい上下するときは、もっと
本当に深刻な事態のときだった
という感覚なんですよね

たとえば、あくまでも外部の国の出来事で、それもまだどこまでエスカレートするか不明の、今回の関税問題と、当事者である自国の問題だった東日本大震災のときの値動きを比べてみたら、どう考えたって、後者のほうが遙かに実際の自国の問題でシビアにリアルに深刻なわけですよ。
その割に、両者の値動きを比較したら、今回の値動きは明らかに過剰だと思うんです

私は、ずーっと日経平均先物をやってきたんですが、なんせ、最近はそんなですからね
300円下げたと思ったら、翌日に200円戻して、翌日400円下げる、なんて、こんな感じばっかりですよ。
2日で500円とかさ、ラージ一枚、10円で1万円ですよ、50万円ですよ、3枚だったら150万円ですよ、10枚なら500万円ですよ、そんなのが頻繁に動くとか、さすがに心理的にしんどいですよね。
個人的には、最近の日経平均を見ていて
うわー、なんだか新興市場の株みたいな動きだなぁ
って思いますね、値動きがダイナミックなので、「これをやるのはギャンブルだな」って感覚ですよ。

そういうわけで、この前書きましたけれど、ちょっとトレードを見直して、最近は、少しずつ、FXのほうに比重をシフトしてます。
豪ドルメインなので、中国の貿易懸念で下落したときは、頭かかえました(笑)
FXは、以前書きましたけど、歴史的な問題で、誰もがベテランではないわけなので、なんかこう
初心者感覚でおどおどと、本格的にやってます(笑)







地震、雷、火事、投資

本日の日経平均は、大阪で大きな地震があったこともあり、久しぶりに大きめの下げでしたね。

なんて冷静に書いてますけど、著書の自己紹介に書いてるとおり、私の住んでいるのは大阪ですw

地震があったとき、車で嫁を仕事先に送っていくところだったんですが
車がぼんぼん、トランポリンみたいに跳ねましたからね
最初、一瞬、車がおかしくなったのかと思いましたよ。

ニュースでは、大阪の高槻市、枚方市などが最大震度、と言ってましたけど
私の実家は高槻市です、老親が住んでます。
私の家は枚方市ではありませんが
10秒歩くと枚方市に入りますw

というわけで、物理的にも精神的にも、モロに直撃地帯ですね。
幸い、親のほうは大きな被害はなかったようですが、ガスが止まってるって。

で、とりあえず路上だったので、そのまま嫁を送っていき、家に帰ったんですが
水槽の水は飛散してるわ
食器棚からのきなみ食器が落ちて足の踏み場もないほど割れてるわ
冷蔵庫の扉が開いて中身がぶちまけれられてるわ
模型と本とハイテク機器が散乱してるわ(元造形作家)
HDDは落ちてるわ
しばらく、片付ける気が起きないぐらい、ボーゼンとしてましたw
家具が倒れてなかったのは奇跡と言えますが、後で気づくと、家具の位置が変わってるんですよね(笑)

かつて仕事で作った、30年間大切に保存してた模型が粉砕されていたのは、結構ショックでしたね。
3Dプリンター壊れなくてよかったー・・・けど、PCのHDDはイッてるな、たぶん。

ま、このネタ自体は本家というかプライベートなブログのネタなので、これ以上詳しくは書きませんが、とにかく、そんなときでも
相場は動いてるわけですよ

やっぱり今日は子供達帰らせるので、引き取りにきてくれ
とか学校に言われても、その間も
相場は動いてるわけですよ

いや、自分がこんな事態に直面していると、そりゃね
もしかして、今頃相場暴落してるんじゃないか?
とか気になるわけですよ、やはり、人間ですから。
片付けに必死で、相場とか見てる場合じゃないですけど、犬がおびえて、猫がおびえて、相場どころじゃないんですけど
気になるわけですよ

我が家には犬が1匹、猫が3匹、フェレットが1匹いるんですが、まあ、全員無事でなによりでした。
ちなみにフェレ以外は、みんな保護動物です。

キッチンから片付けてるから、キーボードの上に棚が崩れ落ちて、モニタが傾いてPCが起動できない状態でも
気になるわけですよ

スマホがあって良かったね、みたいなw

何が言いたいかっていうとですね、この、もう、片付けに必死なときに、相場を気にするのも辛いですけれど、それよりも
当事者だったら、やっぱり、冷静にバイアスなしで相場は見られないよね
と、実感したというか。

明らかに、過剰に悲観的になりますし、こういうときに、もしも買うべきものがあったとしても、「買え」というのは、おそらく無理なんじゃないかと思いますね。
逆に「売り」だったら、過剰にやってしまいそうです。

まあ、幸いというか、震度の割には今回の地震は被害が少なかったので、東北やで神戸で辛い思いをされた方とは比べものにならんですけど、でもやっぱり精神的にしんどいですね。

こういうときは、とりえず、いろんなバイアスとか誘惑を無視して
頑張って何もしないに限るな
という感じでした。
ま、もちろん、そうしてもいいのは、主だった買い玉を持って居ないからですけれど、こういう姿勢を貫くのも、結構難しいですね、やはり当事者になってみると。

こういう精神的なアレが、つまるところ、相場の難しさだなぁ、と思います。








補足とか次の本とか

最近の株式市場や円市場は、トランプさんに振り回されてばかりいて、なんともまあ、やりにくい日々が続いていますね。

安定したかな? と思ったら、翌日にはトランプさんがツイッターでつぶやくので、いきなり様相が変わる、みたいな繰り返しで、実に投資家泣かせな状況だと思います。
なんせいきなりツイッターでつぶやかれるので、事前に予想しようがないですからね。

もっとも、どなたかも言ってますが、実はトランプさんの軸というのは全然ブレてないので、当初からいってることを粛々と実行しているだけなので、いちいち、過剰反応するマーケットのほうがおかしいんだとは思いますけども。
好き嫌い、賛否はまた別として、そういう意味で、私はトランプ大統領というのは、アンチメディアが言うような「おかしな人」ではないと思います。

従来の既存の枠組み、既得権益を破壊しようとしてる、あれは「レボリューション」なわけで、それには従来の枠組みの中で動いてもダメなので、ああいうやり方をしないと無理なわけですから、なんらやってることはおかしくはないんですけどね。

そもそも、米国の三大ネットワークはアンチ・トランプで、こきおろしにやっきになって「おかしなヤツ」イメージを作ろうとしてますが、日本の大手メディアは三大ネットワークから情報を持ってきますので、情報が偏りまくっているんですよね。
なんだかんだ言っても、米国人の一定年齢以上は、「強き良きアメリカ」再来を希望する人が多いと思うし、「世界ナンバーワンのアメリカ」を期待する人も多いと思います。
ハリウッド映画を見れば、多くの民衆が受け入れたがっている物は、一目瞭然です。
なので、実際に一部の都会や知識層を除くと、トランプさんの支持率って、結構高かったりするんですよね。


いや、今回は、別にそんな話題ではありませんw


さて、前回、ちょっと書きましたけど、次の本を準備しています。
今度の本は「うねり取り」の本です。
ちょっとある事情から、全く予定外に急遽生まれた本で、全然書くつもりがなかった本なのですが、これが生まれた経緯は、本の前書きに書くので、ブログでは省略しておきます。

で、その経緯が主に本が生まれた理由なのですが、その具体的な内容というか、構成というか、うーん、言葉で説明しにくいんですが、全体の話の持って行き方というか、そういう部分ですね、そこが、まあ、読んで貰わないと分からないとは思うんですが。
要するにですね、私がこれまで否定してきた、いわゆる「ミーハー入門書」的な体裁を少し入れてみたわけなんです。
チャートとか掲載して説明する、みたいなね。
ポリシーとして、初心者にトレードを伝える本で「チャートは逆効果」という否定派なのは、全くブレてないし、変わってないんですけども。
これには理由があって、ひとつはその「まえがき」で触れてる話に関係するので省略しますが、もうひとつの理由が、実は、前回の話が大いに関係してるんですよ。

あまりに、個人的というか、ちょっといやらしい感じがするので、その理由は本では一応書いてますが、あまり詳しく触れないようにしたので、こっちに詳しく書いてるわけなんですけど
要するにですね、その、前回書いたI場4郎氏の本だとか、ビデオだとか、そういうものですね、その感じを少しだけ真似てみたんです。

なぜかっていうと、そういうのに、正論は感じつつも、ちょっと「???」な部分もたくさんあるので、要するに「うーん、それは違うだろう」とか「そういう教え方はダメなんじゃないか」「それはむしろ初心者をダメにするだろう?」みたいな、反発というか反感というか、まああくまでも個人的な感情として
初心者教育にそういうアプローチはダメなんじゃないか?
と、個人的には感じるところがあるわけですよ。

これが気にかかるのは、先生があまりに突然、ポピュラーになりすぎたからこそ、なんですけどね。
この理由は、あまりに個人攻撃っぽいというか、全く攻撃してる気はなくて、何度も著書などにも書いてるように、相場というのはその人の信念次第なので、何が正解ということはないから、全く否定もしてないんで
「少なくとも私の考えは違う」
程度の話なんですけど、考えなしの人には個人攻撃っぽく受け取られる恐れもあるので、あまり詳しく著書にはこの理由を書きませんでした。

なので、体裁というか、構成というか、そういう表層の部分はあえてどこか似せつつですね、根源である本質的な部分で違うことを言うという、「私だったら、そうじゃないだろう」的なアプローチを試してみたわけなんです。

表層が同じような感じでありつつも、全く違う考え方がある
ということが理解して貰えると
トレードにはなにも正解はひとつじゃない、いや、正解なんかないんだ、自分で好きなように考えればいいんだ
という、トレードに一番大事なことが分かるんじゃないかなぁ、と、思った次第なので、できれば先生の話を知っている人に読んで貰いたい本なんです。

もっとも、私、先生の本、全部読んでないし、セミナーにも出たことないので、どこまで似てるか分かりませんけど、ラジオとかで受け印象を、意図的に著書に出してみたつもりです。

とはいえ、たとえば5,20,60日移動平均を使うやりかただとかは、もっと昔から相場師の人がやってますし、私もずっとそれを使ってきてますし、最初の著書を書いたのは先生が世に出る前でしたが、その段階ですでにそのことを書いていますから、別に真似したわけではないですね。
先生が世に出てきて話を聞いてみたら、「私とやり方がよく似てた」っていう部分も多々あったわけです。

ま、私と似てる、というより、だいぶ昔からある「うねり取りのポピュラーなセオリー」みたいなものを私がやってきているわけですが、先生の話もそのセオリーみたいものですから、似てて当然といえば当然です。
言い換えると、先生は、少なくとも最初の部分では、そうしたセオリーをちゃんと教えておられる、ということでもあるとは思います。

そんな風に思いますから、何度も言うように、攻撃してるわけではないんですけどね。
たとえばなんですけど、立花義正氏の本はまぎれもない名著で、あの本は元々、林輝太郎氏のところからアプローチされて連載されたものをまとめた本ですけれど、その中で、明確に書いてはいませんけど「林氏はこう言うけど、私はこう考える」的な部分が見え隠れしているところもあるんですよ。
人が違うんだから、考えが違って当然で、そういう部分がうっすらと見えるところもある。
けれど、その立花氏の文章が出来たのは、元をたどると、やはり先人としての林氏がいてこそ、です。
広く投資家教育をされた林氏のベースがあるからこそ、みたいな部分があるわけで、考えが違うからって別に敵対しているわけではなく、一種のブラッシュアップというか、ステップアップというか、切磋琢磨というか、そういうことなわけですよね

今度の本も、それと同じようなアプローチなんですけどね。







オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
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