トレーダーズ・グレイル

トレードの世界を探求するプロトレーダー増田蔵人の気まぐれ更新ブログ 本当に勝てる投資家になるためのブログ

書籍

おわび

えーっと、いきなりですが、今回は

に関する、お詫びです(笑)

えっとですね、何かっていうと、おそらく最新、もしくは最近の世代のKindleでこの本を読むと、一部にデザインの崩れが発生している、という点です。

具体的には、たぶん各章の一部の項目タイトルで、フォントの背景だけが色が変わっている(濃くなっている?)というのがひとつ。
あと、その世代のKindelだけで読むと、不具合だとは分からないでしょうが、図版の下に「【図1】」などという文字が表示されている点です。

読みにくくて、大変申し訳ありませんでした。
まあ、幸い、本文の内容には関わりない不具合ですので、良かったとは思いますが。


えっとですね、説明しますと、電子書籍の技術的な問題なんですが、AmazonのKindleには、いろんなバリエーションがあって、世代的に、かなりの数の機種があるわけですよ。
機種によって、微妙に「できること、できないこと」が異なるんですね。
で、私が持っているのは、実は、かなり古い機種なんです、Kindleの2代目ぐらいです、2017年で7代目ぐらいですかね、確か。

もちろん、大手出版社でもない限り、実際に、全部の世代の機種を買って検証するわけにはいきませんよね、年代ごとに新しい機種が出るだけではなく、画面サイズの違う製品も複数ありますから、そんなの全部買っていたら、金がいくらあっても足りません、っていうかそんなに要りません(笑)
だから、Amazonさんから、出版前に各機種での表示を検証できるシミュレーションソフト、Kindle previewerというソフトが提供されているのです。
このソフトで、出版前には画面表示を検証をしているのですが、問題なかったんですよ。
それで、そのまま出版しているわけです。

ところが「いいかげん、ウチの機種は古いし、出版の検証用に、新しい機種も必要だよなぁ」ってことで、最新機を買ったところ、前記の不具合が発覚した、というわけなんです。

んー、責任転嫁ではないですけど
ちゃんと検証できないシミュレーションソフトを出してるAmazonが悪くねえか? それじゃ、こんなソフト、あっても意味ねえじゃん
と思う部分は、かなりあるんですけども(笑)


ちょっと話を戻しますと、図版の下に『【図1】』とか表示されてる問題ですね。
コレ、この表示しか見てない人には、なんらおかしく見えないと思うんですけど、私の意図したとおりではないんです。

えーっと、電子書籍の元ファイルは、いわゆるHTMLファイルです。
Webサイトやこのブログの表示などは、そのHTMLというファイルを読み込んで、ルールに従ってみなさんが見ている画面が表示されるんですが、そのHTMLには、装飾を司るスタイルシートというものがあるんですね。
俗にCSSといいます、カスケード・スタイル・シートの略ですが、このCSSというものに、たとえば「見出し文字には囲み枠をつけろ」みたいな記述をしておくと、見出しに枠がつくわけです。

で、図版の部分、図版の下に『【図1】』などと表示されている方は、図をよく見てもらうと、全ての図に、上のほうに空白があることに気づくと思います。
実は、この『【図1】』などの表記は、CSSには「図に重ねて表示しろ」ということが書いてあり、その空白部分に図に重なって表示される想定だったのです。
古いKindleでは、ちゃんと、重なって表示されますし、前述のKindle Previewerでも、重なって表示されるんですよね。
だから、全然気づいていなかったんです。

一部の項目タイトルで、フォントの背景だけが色が変わっている理由は、今のところ不明です。

前著まで、シンプルなデザインをしてたんですけど、ちょっとシンプルすぎて地味かなぁ? と思って、今回は見出しなどに少し凝ったCSSを使ってみたんですが、まさか、それがアダになるとは。

というわけで・・・
すいませんっした!!!! 次回から気をつけます!!!





今回の著書のタイトル

以前書いた、I場4朗氏の話なんかも、結構グレーゾーンかと思うんですが、正直に言うと、毎度
グレーゾーンの話にビクビクしながら書くのもなぁ
という気持ちもありますね。

えーっと、どうなんですかね、まあ、普通の一般人が、ああやって投資講座で稼いでいる人に対して、アレコレ述べるというのは、アリだとは思うんですよ。
インターネット時代になって、はじめて一般人が、同じ大きさの権力ではない相手にも、対等に意見を言えるようになりました。
それが、ネット時代の最大の利点のひとつですので、その利点は生かしていいんですが、反面、誰でも好き放題に適当なことが言える、という問題もあるので、慎重さも要求されますが、その慎重さは、あくまでも、書き手のモラルに依存するのが、問題っちゃー問題です。


あー、なんか、例によって酔っ払ってるので(笑)、アレなこと書いてますが、話がズレてますね、ま、ズレてるとか言いつつ、ちゃんと後で繋がりますからw
まあ、アレですよ、私、元々、PC系のライターなもんですから、そのへんにこだわりがあるというかなんというか(笑)


話ズレましたけどね、早い話がですね、一般の人って、たいていはそんなややこしいこと考えずに、ただフラストレーションとか文句を書いてるだけだったりしますけれど、私はライター出身なので、こう、文章を書くときに、雑誌記事モードというか
コレ、OKかね?
と考える癖がついてる、ということです。

その基準でいうと、これからする話題は、微妙な話かな、と。


私は、若い頃は、結構、原稿が毒舌だったので、いや、今でも割と毒舌ですが、今の文なんか、昔に比べたら
トゲトゲが全部取れてつるっつるになった
ぐらい、丸くなった状態ですので、それだけ、昔はひどかったわけです。

読者からクレームがついて、読者が編集部まで押しかけてきて、編集部を巻き込んで対応になったり、みたいなことが何度かあったので(もっとも、ちゃんと原稿内容をチェックしてない編集が悪いんですが)、そーいうのに、過敏です。

人間歳を食うと、
まあまあ、そこはなあなあで。
みたいに、穏便に済ませよう、と思っちゃいますからね
これだからジジイはつまんないですねw
ま、その反面、どうしても筋が通らないこととかは、頑固に言い張る、みたいなところも出てきますけどね。
どっちにしろ、歳食うと、ろくないことないですな(笑)
みなさん、若いうちはトンガっていきましょう、パンクは聞きましょうねw


えーっと、そんな引っ張ってどうするんだよな、って話題です(笑)

何かっていうとですね、著書を出しました、という話のときに書いたように、今回の著書は、当初
うねり取りの入門と実践
というタイトルにするつもりだったんです。むろん、前著が
ツナギ売買の入門と実践
というタイトルなので、それにあわせたわけです。

それが、最終的になんで変えたか、っていうと、著書の前書きに書いたように、ツナギ売買の本を紙媒体で出さないか、という話があって、そのときに言われたのが
林投資研究所がツナギ売買(うねり取り)を専売特許のように商材にしているので、クレームがつく恐れがあるかも?
ということなんです。

念押ししておきますが、これはあくまでも、推測で、「事実」だということではありませんので、間違っても、この話だけで林投資研究所を悪者にした話題などを広めたりはしないでください。

ただ、出版側がそう言う以上、完全に事実無根な推測とも思えないんですよね。

実際、林関連以外で、うねり取りという単語そのものが、きちんと使われている商材がまず存在しない、なにかこう、明らかに避けられてる気がする、というのは、その出版社の話が来る前から私自身が感じていたことなので、説得力のある話ではありました。

むろん、「うねり取り」「ツナギ売買」は、古くからある手法で、別に林先生の専売特許ではありません。
確かに、林先生が書く以前には、ほとんど、他の書籍で、その単語を見たことがありません。
ですが、林先生の本にも「プロの誰々さんが、ツナギはうんぬん、うねり取りはうんぬんと言ってる」みたいな話がよく出てきますから、その記述自体、他のプロもその単語を使っていたという証明であり、専売特許ではない証明でもあるわけです。
いくら先生が広く一般に知らしめたからって、それを専売特許のように言うとしたら(あくまで仮定です)、それは言語道断で
ふざけんな!
って感じですよね。

そもそも、事実はどうあれ、
こんなポピュラーな技法の名称に関して、そんな疑念が出てくること自体が、常識的にはあり得ない話ですし、充分におかしい
んです。

これはアレですよ、要するに
カップラーメンはどこかの専売特許なのか
みたいな話ですよ


あ、もちろん、これは「林輝太郎氏がそういううさんくさいことをやっていた」という話ではないです。
林氏が亡くなったあとの話ですからね、そこをお間違えなく。

林投資研究所は、言うまでもなく、私が師とあおぐ林輝太郎氏が作ったものですが、林氏が亡くなった今、主にやられているのは息子の林知之氏です。
私は、彼の本を何冊が読みましたが、残念ながら、父親の林輝太郎氏の著作に感じたような感動、輝き、インスパイアのようなものは何も感じませんでした。
はっきり言えば凡庸、ごく普通にたくさんある投資のどうでもいい本の一部、という印象でしたし、何個か「とんでもないことを書いている」という印象も受けた覚えがあります。
読み直してないので(だって捨てましたしw)、あくまで記憶による印象ですが。

その印象から、私は彼に対しては、分かりやすく言うと、よく居る
天才の親の知名度という七光りだけで仕事している凡才の二世
たとえば
手塚治虫の息子の手塚真とか、宮崎駿の息子の宮崎吾朗
みたいな印象を持っているのです。

今の林投資研究所に対しても、いわば天才の遺産を使い回し続けて商売しているような、手塚治虫先生の亡くなった後の手塚プロ、赤塚不二夫先生の亡くなった後のフジオプロ、みたいな印象を持ってますので、あまり好感はありません。

この印象が、うさんくさい話に説得力を持たせるわけです。
親の残した「うねり取り」や「ツナギ売買」で商売している、という印象ですね。


まあ、とにかく、そういう理由から
もしもクレームがついたら困るので、「うねり取り」という単語をタイトルに使わなかった
ということなのです。

さて、冒頭のほうで、「インターネット時代になって、はじめて一般人が、同じ大きさの権力ではない相手にも、対等に意見を言えるようになりました」と書いたんですが、これは正解でもあり、また、嘘でもあります。
ほら、話、繋がったでしょう(笑)

というのは、たいてい、大きな企業っていうのは、それなりの規模の会社からクレームがつくと、事なかれ主義でその主張を鵜呑みにする傾向があります。
いくら、一個人が反論を言って、相手が間違っていても、たいていは、全く、聞く耳を持ちません。
たとえば、ヤフオクで企業からクレームがついた場合、出品者の反論を一切聞かず、いきなりIDを削除していたYahooなどは、その最たるものです
Yahoo被害者の会、などのワードで検索してみれば、この話は分かります。

というか、私もかつて自分で会社を作って、ヤフオクで商売していたことがあるのですが、いわれのないクレームからいきなり有無を言わせずID削除された、という被害にあってますし、その他にも、有料登録で詐欺まがいの腹立たしいことに会った経験がたくさんあったので、Yahooは大嫌いです。

そういうわけですから、もしも、「うねり取り」を使ってクレームがついた場合、いくらこちらが正論を言おうと、Amazonが即座にこちらの主張など全く聞かずに、本を出版停止にする可能性があると考えたわけです。
Amazonも、そのへんの「聞かなさ加減」はかなりものらしい、というのは、「ブラックジャックによろしく事件」で出版界には知れ渡っていますので(知らない人は検索してみたら分かります)。

そんな安全策から、しぶしぶ、「うねり取り」の単語を避けて、ああいうタイトルになったわけです。

大人の事情劇場でした(笑)






本の価格

前回、本の内容の重複について持論を述べたので、ついでにもうちょっと。

投資なんてのは「本を読んで儲かるなら本が1冊100万円でも安いもんだ」なんて言われるように、もしも本を読んだだけで儲かるなら、たとえ本の価格が100万円でも安いですよね。
だって、無限に儲かるんですから、そんなのすぐ元が取れて、がんがん儲かるわけですから。
言い換えると、そんなおいしい話はあり得ないわけです。

結局は
本人の努力次第
です。

けど、世の中に、少しでも、儲かることに直結する示唆を与えてくれる本は確かに存在しますね。

私の場合、林輝太郎氏、立花義正氏、海外だとナシーム・ニコラス・タレブ、ダニエル・カーネマン、マックス・ギュンダー、オリバー・ペレスなんかの本がそうでした。
あと、著書でも取り上げております、インデックス投資派の著書も、反面教師の意味で非常に役立ちました。
それにしても、最近、行動経済学の本を読み直して、あらためて思ったんですが、毎度、ネタにしてますが、インデックス投資派のバイブル「ウォール街のランダムウォーカー」の著者、バートン・マルキールは、節操ないですねぇ。
著書でケチョンケッチョンに行動経済学をこきおろしていたくせに、行動経済学者のリチャード・セイラー(最近ノーベル経済学賞を取った)の著書に、絶賛の序文を寄せてるんですもの(笑)

あー、まー、いずれ参考書籍はまとめたいと思ってるんですが、なかなか面倒で。
ブログでちまちま紹介しようか、と思いついて、以前、一回ブログに載せましたが、それから続いてませんね(笑)
正直、最初の著作には「参考文献一覧」を載せようと思ったんですが、それも面倒すぎてやめました(笑)
それでも、一応、主立った名前は、参考になるように著書に書いてあるんですけどね。


話ズレてます。
ダイレクトに儲けさせる聖杯ではなくても、儲けに繋がる何かをくれる本は確かにあると思うんです。
ただ、これまでも述べたように「人は、己の実力分しか本から読み取れない」と言われるように、そこに「大事な何かが書かれていることに気づくかどうか」は、その人次第なんですよね。
気づいたら、それはとても貴重なことです。

著書にも書いたように
結局、良書というのは、たいてい、初心者の頃は気づかないもので、自分が少しずつステップアップしていき、その間に何度も読み返して、そのうちに、読んでてハッとする、ピンとくる時、というのがあるものです。

立花義正氏も、著書で、自分がある程度のレベルに達したときに書籍を整理してみて「意外なことに、良いと思った本は、初心者のときには簡単すぎるだとかで馬鹿にしていたような本が多かった」みたいなことを書かれてますね。

そんなわけで、少しでも気になる本は、何度でも読み返すことをおすすめします。


そういう本はとても貴重で、それは将来の稼ぎに繋がるんだから、価格が高くても「安い物」だと思うんです。

今述べた「本人の努力次第」ということだって、投資に参加したばかりの頃は、そういう自覚が本当に深層心理にまでは無いわけで、それを少しでも「気づかせてくれる」本があったなら、充分に有意義です。

いつも述べているように、投資の本というのは、ほとんど95%はゴミです。
本当に、箸にも棒にもかからない本ばかりです
初心者のときに500冊以上、超無駄に読んだ馬鹿な私が言うんだから間違いありません(T.T)

もーホント、どんだけ投資の本、捨てたか分かりませんよ、お金もったいなかったなぁ(笑)

そんなのが、投資の書籍を取り巻く現実ですから、投資の本は、本の中に、一カ所でも「役にたった」と思える場所が存在するなら、それだけで、充分に有意義だと思うのです。
それが3千円の本でも、一カ所役にたつ発見があるなら、有意義で安いものだと個人的には思います。

ただまあ、こういう認識ができるのは、やっぱり
大量の駄本に出会った後で、それなりに利益が上がるようになった時
だと思うので(笑)、最初はなかなか、そうは思えないでしょうね。

私なんか、貧乏性なので、結構、本が2400円とかすると、買うのに躊躇しちゃうタイプだったんですけど、やっぱり、読まないと、いろんなことは分からないですね。
将来の儲けに繋がる授業料だと思って、初心者のときにも、たくさん読むといいです。ほとんどはゴミでしょうけど、それも授業料ですw





繰り返しのメリット

前回、新刊を出した話に
投資の本で重複が悪いとは思ってない、むしろ『アリ』だと思ってる
と書きましたけれど、思いの外、新刊リリースに対して、早くコメントを頂いたりしたので、この件についても早めに説明しとかねばならんかなぁ、と思いまして、その話です。

そもそも、ほとんどビジターのいないこのブログで、そんなに早くリアクションをいただけるというのは、励みになりますし、ありがたい限りです。
ネットのなかった時代には、考えられないことですね。

そういえば、私は20代の頃は模型の仕事をしていまして、模型雑誌の読者だった方たちから、このネット時代になって今でも時々メッセージを頂くこともあるんですが、こんなの昔だったら考えられない話で、これもネットのおかげで、ありがたい限りです。


さて
投資の聖杯をきちんと理解していただいてる方には、説明しなくても、「なぜ?」かは分かるはずなんです、その理由を本に書いてますからね。


えっとですね、たとえばなんですけど、よく、林輝太郎氏の書籍に対して言われるのが
中身が重複するところが多い、同じ話が多い
っていうことなんです。
あの方は、何十冊も書かれてますからね、そりゃ、無理もないんです。

本当に誠実な書き手でしたら、大切だと思うことは、ほとんど、最初から、余すところなく書きますからね。
当然、書くべき事は、早いうちに既に書いているわけですよ。
そりゃあ、年々、新しい発見だとか、考えの変化なんかはあるし、書き漏らしもあるでしょうから、毎回、多少は違ってくるでしょう。
けど、本当に大切だと思う根本は、少しずつ変化はあっても、そう簡単にガラッと変わることはないわけですよ。
だから、題材ごとに違いはあれど、次の本でも、根本的に大切だと思える部分が、同じような話になっちゃうのは、仕方ないわけです。

内容が毎回似たような話になるのは、そういう書き手側の事情があるんですけれど、そのことが、「悪いわけではない」と思うわけです。

いや、ぶっちゃけて言えばですね、私も、初心者の頃は、「同じ話ばっかだなぁ」と思いましたよ。
投資家ってのは、入門時には、聖杯を探していますから、本を買うときも、何か新しい発見、新しい物事が書かれていることを期待して買うわけですよ。
それが、前に買った本と同じような話だと「お金を出した意味がない」という感じにはなるわけです。
その気持ちは、私も体験してきてますから、よく分かるんです。

確かに、極論したら、同じ本を二冊買っても仕方ないですよね、コレクターじゃない限り(笑)
けど、全く同じ本じゃなかったら、一応、期待して買ったら中身が前著とよく似てても、一応、違うところもあるから、読むでしょう?
初心者の段階では、同じ本を二回も読むかといえば、たぶんそれは難しいと思うんですが、一応、違う本ならば読むでしょう?
ということは、それは
大切なことを繰り返して読むことになる
わけです。
私は、ここが重要だと思うんです。


私が投資の聖杯で述べたのは、端的に言えば「認知を変えることで、勝てるトレーダーになれる」ということですが、その認知を変えることがものすごく難しい、という話を書きました。
林輝太郎氏が言うように、「勝てる投資家になるには、当て屋から脱却することだが、ほとんどの投資家は当て屋から脱却できないまま一生を終える」のですが、それはなぜかといえば、「考えを変えることが難しい」からです。
この考えが、いわゆる認知ですが、なぜそんなに難しいのかといえば、それが「投資常識として、間違ったことが、投資家には生まれ育つ過程から、強くすり込まれているから」でしたね。
だから、それを覆すには、大変強力な、別のすり込みが必要で、それは、何度も何度も説得しなければいけないような作業です。
だから、投資の聖杯では、意図的に、極めてしつこく、同じ話を繰り返す作業をしているのだ、ということを書きました。

何冊もの投資の本を読んで、内容が重複しているのを読むことは、つまり、この作業と同じ役割を果たしている、と思うのです。
だから、アリだし、むしろ、それって、とても重要だと思うんです。


たとえば、私は、初心者の頃、あるとき、林輝太郎氏がおっしゃってきた「考え方を変えろ」という話、すなわち「投資は当て物である」という考えから脱却しろ、という話に納得しました。
投資は「やり方である」
すなわち「技術の問題である」
練習して上手になっていくものである
分析に頼っても意味はない
投資は単純で勝てる
情報は不要である
などなど、こういう話に納得して
ああ、そうか、まず、認識をあらためないと駄目なんだ
ということに気づかされて、間違いなく、そこが、
最も重大な投資家人生のターニングポイントになった
と思うんですが、あとから振り替えると、なぜ、そこまで理解できたのか、といえば、やはりこれは
複数の本に、全く同じことが書いてあったから
だと思うんですよ。

もしもですね、そういう話が、林氏の多数の本の中の、たった一冊だけに書かれていたとしたら、それがどんんなに
これはものすごく大切な話ですよ
と書いてあったとしても、大して心に入らなかったと思うんですよ。
複数の本に同じことが書いてあったからこそああ、これはすごく大事なことなんだという認識が自然と出来たんだと思うわけで、そのおかげで
深層心理に、真剣に捉える心が出来たんだと思うわけです。

まあ、早い話が
林先生、同じ話ばっかり書いてくれてありがとう
と、後年になって、むしろ同じ内容ばっかでよかった、と、こういう気持ちになるわけです。


私は、20歳のときから雑誌ライターをやってますから、30年以上、物書きです。
まー、このブログは、たいてい、晩酌後に酔っ払って書いてますので(笑) かなり支離滅裂なときが多いですが、一応、物書きとして、「文章が人の深層心理に与える効果」みたいなものを、たぶん普通の人よりシビアんに捉えているし、その重大さも理解してます。

同じことを繰り返すことには、こういう大切な効果があると思うわけなんですね。
私の本を読んでくださる貴重な方々が、果たして全ての本を読んでくれるかどうかは分かりませんけれど、できればその繰り返し効果を得て欲しいので、そういう意味もあって、意図的に重複を作り出している部分もあります。
逆に言うとですね、一冊の本の中でも、同じような話を何度も繰り返して書いている場面がありますが、もし、そういう部分に出くわしたら
あ、これは、コイツは大事なことだと思って書いているのだな
と思って読んで頂けたら、ありがたいです。













新刊出ました

というわけで、前から予告してた新刊をリリースしました。

私は文を書くのが大好きなので、野放しにしておくと、無限にでもページ数が増えていきます(笑)
出版社が出す紙の本なら、ページ数制限があるので、ページ数内に納めるのですが、なんせ電子書籍は自由なもので、どんどん増えます。

おかげで、校正がめちゃ大変で、リリースが遅れました(笑) 文字数多いのでお買い得?

余談ですが、自分の本でも校正漏れはありますが、最低限数回はチェックしてます。
Kindleで安い他人の本を読むと、びっくりするぐらい、誤字脱字が多いものが目立つんですが、あれは校正するという作業をしないんですかね?
誰でも本が出せるという電子出版は素晴らしいのですが、反面、安直すぎる問題もありますね。一応、プロの物書きからすると、その程度の必須作業もしていないようなぞんざいな物が溢れてしまう、というのは正直問題だと思います。
単なる倫理的な話ではなく、同じ電子書籍を出す立場としても、あまりに安易にいいかげんすぎる本が簡単に出てしまうと、自分の本が無数にある適当な本の中に埋もれて、人の目につきにくくなってしまう、という深刻な問題がありますので。

と、どうでもいい余談でした。
ほら、この時点で長い(笑)


新刊の話題でした。



今回の本は、うねり取りの入門書になります。
なのに、表題に『うねり取り』の文字がないのは大人のいやらしい事情によるものです。
本当は、前著にあわせて『うねり取りの入門と実践』というタイトルにしたかったのですが、諸事情で変えてます。
そのあたり、色々不安な懸念もあるのですが、それについては長くなるので、今度まとめて書きます。

元々、次回作は違う本を書いていたのですが、以前ちょっと述べたようにツナギ売買の本を紙媒体で出版しないかというオファーがあり、その企画を考える中で、急遽うねり取りの本を出す必要性を感じたため、書いていた本を保留して、先に一気に書き上げたものです。
詳しい経緯は本に書いてます。

うねり取りで、どう価格の波を捉えるのか、どう考えるのか、詳しい実例を交えて解説しています。
以前からブログに理由を書いていましたが、今回はこれまで否定的だったチャート解説も含めてますので(相変わらず内容は否定的ですが)より取っつきやすくなっていると思います。

元々、前著でツナギとうねり取りの違いがうまく伝えられていないのではないか、という反省から生まれた本ですので、『ツナギ売買の入門と実践』の補完本とも表現できる本です。
あわせて読んで頂くと、より理解が深まると思います。
一部重複するような内容があるのは申し訳ないのですが、大半は新機軸ですので、よろしくおねがいします。

なお余談ですが、実のところ私は投資の本で重複が悪いとは思ってない、むしろ『アリ』だと思ってるんですけど、その理由はまた今度書きますね。

とにかく、私の場合、本気で執筆するので1冊出版するまでに時間がかかるのですが、今度も入魂の作です。
読まれてどう思われるかは、読者さん次第ですが、少なくとも投資解説者がやっつけ仕事で書き飛ばしたような適当なミーハー入門書ではありません。
個人投資家の観点から、個人投資家の方々に向けて、出来るだけ正直に、誠実に書いたつもりですので、よろしくお願いしますm(__)m



オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
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