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臆病者のための株入門

私が投資の聖杯: ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブルで述べたことは、端的に言ってしまえば簡単です。

トレーディングは難しくない。
だけど、その難しくないゲームで、ほとんど誰も勝てない。
その理由は、経済の勉強が足りないからでも、勝てる方法論が見つからないからでもない。
トレーディングで勝つには、簡単な方法で充分だ。
だけど、その簡単な方法で、ほとんど誰も勝てない。
その理由は、ほとんど全てのトレーダーが、一貫して正しい行動が取れないからなのである。

ということです。

そして、その誤った行動を引き起こす原因は、潜在意識に深くすり込まれた、投資に対する誤った認識、間違った考えにある。
だから、正しい行動を取れるようにするためには、その問題を「意識レベルで」認識し、潜在意識の認知を正しく書き換える必要がある。

ということでした。
こうした話を端的に例にすれば、たとえば

誰もが、どんな駄本にでも「投資で勝ち続けるためには損切りが重要である」と書かれているのを読んでいるし、そのことにはすぐに納得する。
だけど、なぜか、頭では納得していても、その損切りが正しくできる初心者はほとんどいない。
その理由は、むろん「損をするのが怖い、嫌だ」からなのだけれど、これが初心者の誤った行動を引き起こす認知だ。
もしも、「損切りが、将来の大きな利益に繋がる布石である」と潜在意識で強く認識していれば、損切りは容易に出来るようになるだろう。
そして、事実、トップトレーダーが、いとも簡単に損切りしているように見えるのは、経験的に「損切りが利益に繋がる」という認知を潜在意識の深くまで持っているからなのである。


という例が、分かりやすい一例でしょう。
認知を書き換えるために、多くの誤り、誤解、嘘を、なるべく潜在意識にすり込まれるよう、意図的にしつこく語ったのが投資の聖杯です。

投資の聖杯で書いたような物事は、米国の投資書籍には、それこそたくさん書かれていますし、あそこで使った表現の多くは、海外の本の流用です。
アチラでは、元々、カウンセリング文化がありますので、精神的なものを認めるのに抵抗がありませんし、トレーダーに専属カウンセラーがついているのは珍しくありません。
いかにトレーディングがメンタルなものかを、非常に深く理解していますから、投資の成績がメンタリティに左右されるというのは、「半ば常識」のように認識されています。
行動を左右するのが「信念(潜在意識で強く信じていること)」だというのも、常識的に理解されています。
だから、当然、行動を左右する物事に対する認識を正しく持とう、という本はたくさんあるのですが、日本では、ほとんど、そういう本は見られません。

林輝太郎氏が、著書に何度も「初心者は完全に考えが間違っている。勝てる相場師になるためには、その考えを変えることが重要である」ということを書かれているのは繰り返し述べていますし、これが私の主張と同じことであるというのも説明していますが、他に、こういうことを書かれている方は、ほとんど見かけません。

そうした日本の現状の中で、私がかなり初心者のときに読んだ本で、(後から)素晴らしいと思った本があります。

それは、橘玲 著「臆病者のための株入門(文藝春秋社)」です。
というわけで、今回はこの本の紹介です。

この本は、いわば私が投資の聖杯の中で書いたようなことが述べられている本です。
要するに「考えかたを正しく持とうよ。それで勝てるからね」という本です。

私は、著者の小説を読んだことがありませんし、本当にこの人が投資で儲けているのかは知りません。
末尾にちょっとだけ投資の方法が書かれていて、それに関しては????と思う部分もあるんですが、少なくとも書かれていることからして
分かってるネ
という印象は受けます。

最初に読んだときは、株の入門をうたいながら、全然、株式投資のやり方が書かれていないので「どこが株の入門やねん」と思ったものですが、後から思えば
間違いなく、最も正しい株式投資の入門書と言えます。

私は、かなり初期にこの本を何度か読んで、あえて投資の聖杯を執筆するときに見返さなかったのですが、それは、見てしまうと影響されて、内容がパクリ的に似てしまうのではないか、という恐れを感じたからです。

もうひとつ言うと、この本の文章はとても面白く書かれていて、非常に読み物として面白いです。
私の著書は、文体はナシーム・ニコラス・タレブの影響を強く受けていますが、この読み物としての面白さを真似ているところも多いにあります。

良い本なので、初心者の方にはお勧めの一冊、というより、絶対に読んでおいたほうが一冊です。







絶賛発売中

最近、すっかりほっぽらかしにしてましたが、別に
大負けしてホームレスになってた
とかいうわけではありません(笑)
 
単に
あんまりにも見てくれる人が少ないので、書く気がなくなっていた
だけの話ですw
ホントひどいんですよ、投資のブログというだけで、少しは人が来るかと思っていたんですが、開設以来、いまだにトータルで200人とかそーいうレベルですから。しかもそのうち一部は自分かと(笑) 

なわけで、放り出してましたが
新刊出してますのでよろしくです。



ツナギ売買に絞って、細かく解説した実践書です。
非常に実用性の高い本となっておりますので、ぜひご一読ください。

ご挨拶

初記事なので、みなさま、はじめまして。

先日、5年以上の歳月をかけて執筆した
をリリースしましたので、その記念として、ブログを作りました。
30年のライター生活の集大成たる、入魂の書です。
本当に勝てるトレーダーになれるように、初心者の方々に役立つ本を書いたつもりですが、詳しくは、また今度書いてみたいと思います。


さて、今までもプライベートではブログをやってますが、投資ブログは初めてです

詳しいことは、著書を読んで貰えば分かりますが、基本的に私のポリシーは、昔から多くの相場師達が言っているように
投資を語るトレーダーは駄目なトレーダー
なので、あえて、いままで、投資のことはネットで言わないようにしていました。
投資をやっている友人で私が投資家なのを知っている人とは投資の話をしますが、それ以外の人には、私はほとんど投資のことを自発的に語ることはありません。
むしろ、喋らないようにしています。

なので、こういうブログを作るのは、かなり英断です。
このブログは
今日の予想はどうだとか、今週はああだとか
そういう
本当に心の底からどうでもいい話
にはならないと思います。

相場の感想は書くと思いますけど、予想とか予測とかそういうのは書きません。

基本的に、著書で書き切れなかった、補完的な材料になる話を載せていければと思っています。
今後も機会があれば著書をリリースするつもりですが、そのサポートページだと思って頂ければいいかと思います。

根がいいかげんなので、毎日相場の結果を書くなんていうまめな人々のようなことはできません、平然と数ヶ月放置されるかもしれませんので、気長に眺めてくださいませ。
オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
最新コメント
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