というわけで、前から予告してた新刊をリリースしました。

私は文を書くのが大好きなので、野放しにしておくと、無限にでもページ数が増えていきます(笑)
出版社が出す紙の本なら、ページ数制限があるので、ページ数内に納めるのですが、なんせ電子書籍は自由なもので、どんどん増えます。

おかげで、校正がめちゃ大変で、リリースが遅れました(笑) 文字数多いのでお買い得?

余談ですが、自分の本でも校正漏れはありますが、最低限数回はチェックしてます。
Kindleで安い他人の本を読むと、びっくりするぐらい、誤字脱字が多いものが目立つんですが、あれは校正するという作業をしないんですかね?
誰でも本が出せるという電子出版は素晴らしいのですが、反面、安直すぎる問題もありますね。一応、プロの物書きからすると、その程度の必須作業もしていないようなぞんざいな物が溢れてしまう、というのは正直問題だと思います。
単なる倫理的な話ではなく、同じ電子書籍を出す立場としても、あまりに安易にいいかげんすぎる本が簡単に出てしまうと、自分の本が無数にある適当な本の中に埋もれて、人の目につきにくくなってしまう、という深刻な問題がありますので。

と、どうでもいい余談でした。
ほら、この時点で長い(笑)


新刊の話題でした。



今回の本は、うねり取りの入門書になります。
なのに、表題に『うねり取り』の文字がないのは大人のいやらしい事情によるものです。
本当は、前著にあわせて『うねり取りの入門と実践』というタイトルにしたかったのですが、諸事情で変えてます。
そのあたり、色々不安な懸念もあるのですが、それについては長くなるので、今度まとめて書きます。

元々、次回作は違う本を書いていたのですが、以前ちょっと述べたようにツナギ売買の本を紙媒体で出版しないかというオファーがあり、その企画を考える中で、急遽うねり取りの本を出す必要性を感じたため、書いていた本を保留して、先に一気に書き上げたものです。
詳しい経緯は本に書いてます。

うねり取りで、どう価格の波を捉えるのか、どう考えるのか、詳しい実例を交えて解説しています。
以前からブログに理由を書いていましたが、今回はこれまで否定的だったチャート解説も含めてますので(相変わらず内容は否定的ですが)より取っつきやすくなっていると思います。

元々、前著でツナギとうねり取りの違いがうまく伝えられていないのではないか、という反省から生まれた本ですので、『ツナギ売買の入門と実践』の補完本とも表現できる本です。
あわせて読んで頂くと、より理解が深まると思います。
一部重複するような内容があるのは申し訳ないのですが、大半は新機軸ですので、よろしくおねがいします。

なお余談ですが、実のところ私は投資の本で重複が悪いとは思ってない、むしろ『アリ』だと思ってるんですけど、その理由はまた今度書きますね。

とにかく、私の場合、本気で執筆するので1冊出版するまでに時間がかかるのですが、今度も入魂の作です。
読まれてどう思われるかは、読者さん次第ですが、少なくとも投資解説者がやっつけ仕事で書き飛ばしたような適当なミーハー入門書ではありません。
個人投資家の観点から、個人投資家の方々に向けて、出来るだけ正直に、誠実に書いたつもりですので、よろしくお願いしますm(__)m