前回
鬱になっちゃったYo! Say Ho!
と、無理矢理テンション上げてますけど、しんどいですw
ぶっちゃけ話をしてしまったので、ついでだから、もうちょっとその関連話を続けてみたいと思います。

前回
さすがに鬱が長くなってくると、それ相応のやり方みたいな方法をとるようになってくる
みたいな話を書いたんですが、具体的に例を言うと、まず
トレードの時間枠を長めに取るようにした
ということ、もうひとつは
日々の作業を減らすようにした
というのがあります。

要するに、気力がありませんので、日々、せわしなかったり、濃い内容のノルマがあると、しんどいわけで、なるべく
毎日かかる負担を減らすようにした
わけです。


話が脱線すると、鬱でも原稿を書くのは全然気になりませんね、まあ気力がないから進みは遅いんですが、その作業自体がしんどいとかいうことはなく、つくづく、私は、本を書くのが好きなんだなぁ、と思いますね。
内容がネガティブっぽく偏る弊害もないわけではないですが(笑)
脱線しました、軌道修正。


で、私は著書でも、ずっと「チャートは必ず手描きせよ」と言ってますし、むろん、自分でもずーっとそうしていたわけですが、2018年に入ってから、この手描きを負担を減らす意味で中断しました。
でもって、ソフトでチャートを見ることを3ヶ月ほど続けてみたわけなんですけど、それで感じたのは
やっぱり手描きしないとダメだなぁ
ということで、やはり、溜まった3ヶ月ぶんもまとめて描いて、再開しよう思いました。

しっくりこないというか、値動きがうまく感じられない、体感できない、モニタからだと伝わってこない、みたいな感覚が強いです。
これはむろん、手描きに体が慣れてしまっているので、描かないと体感しにくいみたいな体になっちゃってる、という部分も何割かはあるとは思うんですが、やはり、それだけではないと思います。
デジタルチャートを見るのと、手を動かして描くのでは、脳の使われる部分が違うという研究結果もありますし、やはり、切実に感じるには、描くに限ると感じました。

それで、ひとつオモシロイことに気づいたんですが著書にも書いたようにデジタルチャートの欠点のひとつはダイナミズムに欠ける
ということです。

このダイナミズムに欠けるというのは、ちまちましてる、早い話が「小さい」ということですよね。

ところがですね、実は私のPCのモニタは4Kモニタの47インチなんですよ。
持ってる方はお分かりだと思いますが、このサイズ、でかいです。
モニタにウインドウを最大化してチャートを表示すると、実寸、あまり方眼紙に手描きしたのと変わらない程度の大きさになるんですよ。
ところが、感覚的には明らかに「小さい」「ちまちましてる」というような印象を受ける。
方眼紙と同じサイズには絶対に感じられないわけです。
こういうところが、人間感覚の不思議でオモシロイところですが、そんなわけで、単にデジタルと手描きの差は、実際の大きさの問題ではないのだなぁ、ということに気づいた今日この頃です。