日経平均は5日連続下落という、記録的な下落を打ち出しておりますが、最近、メディアを聞いていると
いいかげん、すんごくイライラ、ムカムカしてきます

まー、毎度毎度、繰り返ししつこいぐらい書いてますが
よくもまあ、投資業界のメディア芸人(解説者、アナリスト等)たちは、つい最近までとは手の平を返したように、ネガティブキャンペーンを打てるのか
ということです

どんなときにも、ネガティブな材料もポジティブな材料も存在するわけですが、こういう時は
その中から、特にネガティブな材料だけを選択的に取り出してきて、並べたてて「こんなにネガティブなんだ」という説得をしようとする
その上に、ポジティブな材料までも否定的に喋る

という、馬鹿な連中には、毎度お馴染みのご都合主義的手法ですが、ついこの前まで
バラ色の未来を描き出していた口でそれを言うんですから

無節操というか、厚顔無恥というか、恥知らずというか
とにかく、酷いですね
正直、人間としては、もう少し恥を知って欲しいというか、私にはとてもマネできません。
仕事とはいえ、よくまあ、あれだけ恥知らずに手の平を返して喋れると思います。

まあ、毎度のこととはいえ、こういう風に、メディアを見ていると、やっぱりいつもイラつくんですけれど、そのイラつきがだいたいピークに達したとき、というのは、昔から相場で言われる
解説者が総悲観になったら、そのときが相場の底
というヤツでして、今回は、長年の経験からしても、今までなかったぐらいにイラつきが激しいんで、そろそろ、ピークが近づいてきたかな? という感じがしてます。



あと、これも前から書いてますが、こういうときには必ず
様子を見て下げ止まるのを確認してから買え
と無責任なことを言う「自称プロ」が大量にいますが、そういう人は
実践経験がないか、あっても、自前の資金で生活を賭けて売買していない人
だと思います
ハッキリ言って
暴論です!!

この発言は、発言だけ見ればもっともなことを言っているようなんです
しごくもっとに聞こえるから、くせもので、初心者が騙されるんですよ。

現実は、相場経験が豊富な人なら誰もが知っているように
暴落時に底入れしたと確信を持ってから、ゼロから新規に買い向かう
という行為は、もの凄く精神的に困難な作業なのですよ
はっきり言えば、よほどの熟練者でない限り、不可能に近いです。

だいたい、下げ止まりを確認してから、なんて言っても、そんな意識を持って確認しようと思う人間というのは、結局は、たくさん上昇してからじゃないと、下げ止まった確証が持てないんですよね
特に、こういうときは、リバウンドの速度も速いですからね
暴落時の上昇こそ、資産を増やすチャンスですから、そういうときに、どーんと上げ戻してから買うんじゃ、利益が少なくなって駄目なんですよ

じゃあ、どうすればいいかっていうと、結局、ためし玉、探り玉とでも言えるもの、あるいは本玉扱いでもいいですが、とにかく、玉を多めに持ち続けるべきなんです
損してもいいんです、下がったら玉にどんどん調整をかけていけばいいです

それでこそ、底からの上げが大きく取れますし、最後に元は取れます。
だいいち、玉を持ってないと、相場の感覚も得られませんから、底入れなんか正しく確認できやしませんよ。
玉も持たず、眺めてるだけで底入れが確認できるなんてのは、相場をやってない解説者だけの空論なんですよね。