本日の日経平均は、久しぶりに大きく下落しました。
終値は、-360.89、 -1.76%の、20095.48です。
ギリギリ、2万円を保った、という感じですが、まあ、割り込んでも不思議は無いでしょう。

実は日経平均は今年度に入ってから3日連続下落ということがなかったのですが、本日はとうとう3連続下落で、しかも大きく下げました。
このところ、ずーっと日本株は強く、誰もが買いたいと思いながら
押し目待ちに押し目無し
の状態で、みなさん、下落を待っていたのですが、いざ、その下落が来ると
恐くて買えない
というところが、相場の面白い(難しい)ところです。

もし、日本株のブルスタンスがしばらく崩れないという考えであれば、今回の下落は絶好の買い時となりますから、仕込んでおくと良いでしょう。

私の場合は、ここから、ぼちぼちと仕込んでいます
といっても、私は、先物がメインですが、今週は6月限のSQなので、今日、6月限を手仕舞いました
私は、なにより、相場で生活することをメインとしていますから、慎重派です
ある程度の利益が上がれば、それでよしとしますから、6月限の場合、かなり早くから、買い玉に対して、売り玉のツナギを行っていて、売り買い同数を建てた状態で持っていたので、今回は、成行で全部を手仕舞っただけです
これで、既に今年の生活費ぐらいは稼ぎました

なるべく先の方の限月を早くから本玉としていきますから、9月限も、もう、ほとんど売り買い同数に近い状態で保有しています。

今、仕込んでいるのは、気が早いようですが、12月限の本玉です。
ですから、じっくりゆっくり、玉を熟成していきますので、あまり、価格にはこだわなくてもいいのです、ここから数千円ぐらいの下落は、普通に玉数を調整しつつ、買い下がります。
もっとも、この
玉の調整
というのが、最も難しいトレードテクニックのひとつなのですが。


私がなるべく先の限月を本玉とするのは、著書にも書いたように株価指数先物では、先限ほど、価格が低い傾向があるからです。
それが、SQが近づくと「サヤ滑り」が起こります
つまり、買いスタンスの場合は、先限を買っておけば、価格が低いぶん、将来的には得な面があるのです。
株価指数先物場合は、大きくても、100数十円程度の違いですが、その違いは、結構大きいですよ。
本当は、もっと先限を買っておけばいいのですが、出来高が少ないので、あまり取引に適してないから、2限月ぐらい先までが限度です。