トレーダーズ・グレイル

トレードの世界を探求するプロトレーダー増田蔵人の気まぐれ更新ブログ 本当に勝てる投資家になるためのブログ

最近の相場

以前、記事に対するコメントを頂いたことへの、返事として書いた話題なんですけども、やっぱり、ちゃんと記事にしておいたほうがいいかなぁ、と思ってまして、そんなわけで書いてみます。

最近の相場のことなんですけど、前からちょくちょく書いていますけど、去年あたりからなのかなぁ? だいたい、そのぐらいからだと思うんですが
相場が変化しているな
と感じるんですよね
新しい時代に入ってるな
というか。

これは、あくまでも個人的な感覚の話なんで、「そんなことねーよ!」と言われてしまえば、それまでなんですけども(笑)
まあ、ネットのラジオや記事でも、そーいうことを言われている解説者が多いので、私だけが感じてることではないんだろうと思います。

私自身、相場を見ている時間は長いと言っても、最初はやっぱり、片手間というか、オモシロ半分みたいなアレでしたからね。
本格的にコレを「生活の糧」にしだしたのは、投資歴の後半ぐらいですので、それほど真剣に長い時間、見ているわけではないんですけれど。
まー、ウチのオヤジは、ずーっと「株がどうこう」言う人だったんで(経済学者)、なんとなく、高校生とかレベルの、ずーっと昔から、相場のことに漠然とした関心はあったんで、ぼやーっと見てる期間だけは長いと思いますけどね。
なんというか、こう、何年か、十何年かに一度、変化が起きる感じはします。

著書にも何度も書いていますが相場の根本、というより、投資の根本ですね、投資の根本は常に不変だと思うんです、だからこそ、江戸時代の本でも、今でも役立つわけですよ。

それがなぜ不変なのかといえば、投資の根本というのは
不確実性の支配する市場で、人間が金を儲けようとしたとき、どうすべきなのか
ということだからです。
相場がどう変わろうとも人間の基本機能は常に変わらないから、根本は不変なわけです。

でも、その表層的な部分というのは、時に変化してると思うんです。
コンピューターが一般化されてから、表層の部分はMS-DOSからWindows、あるいはスマホのAndoroid(意味がわからなくてもいいです)と変化してますが、本質の部分は、実は私が高校生の頃から、全く変わってないのと同じような感じですね。

で、その変化ですが、先日、あるアナリストが「去年ぐらいから、相場が幼稚になってる」と言ってたんですね。
私は、相場というのは、昔から幼稚なものだと思っていますので(この解釈も、説明すると長くなるので、今回は割愛しますけど)、この物言いには反対なんですけど、この人が言っていることは、要するに
最近の相場というのは、悪材料が予想されれば下がり、実際に悪材料が出れば下がる、逆も同じ
ということ、つまり、善し悪しへの反応がストレートすぎる、ということを言ってたわけです。

これは、私も、そうかな、と思いますし、それがひとつ、「変化してきている感覚の原因なのかな」と思います。

先日までの、アメリカの中国への追加関税懸念への下げですね、あれもそうです。
別に、あれは「最近出てきた話」ではないんですよね、なのに、急に直前になって、だだ下げになった。
昔だったら、話が出てきた時点で、下げてきて、直前になったら上げたり、そんな複雑な動きをしていたと思うわけですが、近年は、この
ずーっと前から分かっていたはずのことが、直近になって急に大騒ぎになる
みたいなノリが多いと感じます。

結果的に、あのときは、実際に発表があった日以降は上げてきてるわけで、典型的な「材料出尽くし」で、そういうストレートな反応にはなりませんでした。
当然、常にそうなるわけではないです。
当たり前です、常にそうなるなら、常にマイナス材料が出れば売り、プラス材料が出れば買えば、いくらでも簡単に儲かっちゃうんですから、世話はないですよね(笑)

そんなに簡単すぎたら苦労はないわけで私の本も売れなくなっちゃいますから(笑)
むろん、いくらストレートになってきた、といっても、常にそんなに単純なわけではないんですけど、そんな傾向が強くなっている感覚は確かにありますね。

実際どうかはともかく、こうした反応は、アルゴリズム売買は見出しなんかを見て売買するので、マイナスなら売り、プラスなら買い、という反応がストレートに出る、ことが原因だという説が強くあります。
人間なら、「いくらなんでも売られすぎだなぁ」とか思って、売りを躊躇しますが、コンピューターはそんなこと考えずに売りますから、どんどん売られちゃう、というわけです。
だから、上げ下げ、という方向のこと以上に、実際には「値幅」という点が、その「ストレートすぎる」という感覚を作り出してるんじゃないかな、と思うんです。
値幅、いわゆるボラティリティですね、つまり、ちょっとマイナスっぽい材料が出ると、いつも
日本株が異様なほど、どかんと下げる
というアレです。
で、なんかのど元過ぎたら
日本株がどかんと戻す
という、この、なんだか過剰な値動きですね。
今回なんか、その典型ですけど、あっという間に数千円下げたと思ったら、たった2日で500円ぐらい戻す、とか。
とにかく、過激なほど、動きがダイナミックで過剰なんですよ。

つまりね
ちょっと雰囲気が暗くなると「わーっ」とマイナス方向へみんなでこぞって走っちゃう
ちょっと雰囲気が明るくなると「うふふ~」とプラス方向へみんなでこぞって走っちゃう
みたいなね(笑)
なんかさ、子供の反応みたいじゃないですか、幼稚園の子供みたいな。
その感じを「幼稚」と表現してるわけですね、その人は。


ま、そんな簡単なわけない、って言いましたけど、実際の話、明らかにアルゴリズムのせいだと思いますが、一日の値動きだけを見ると、今は、ある程度過剰な下落が入ってきた日は、大半、ほぼ確実なほどに下げ続けることが多いですから、それに乗っかったらデイトレードで簡単に儲かります。
と、理屈はそうですが、その日を待つこと、そして、見極めて乗っかることが心理的に難しいので、やはり、そう簡単ではないんですけどね(笑)


ともかく、最近の相場は、個人的な感覚では
この程度の外部材料で、こんなに大きな値幅を上下することは、かつての相場では、ありえない
という感覚です。
いや、むろん、こういう値幅の大きい上下は過去にもあったんですが、言い換えると、このぐらい上下するときは、もっと
本当に深刻な事態のときだった
という感覚なんですよね

たとえば、あくまでも外部の国の出来事で、それもまだどこまでエスカレートするか不明の、今回の関税問題と、当事者である自国の問題だった東日本大震災のときの値動きを比べてみたら、どう考えたって、後者のほうが遙かに実際の自国の問題でシビアにリアルに深刻なわけですよ。
その割に、両者の値動きを比較したら、今回の値動きは明らかに過剰だと思うんです

私は、ずーっと日経平均先物をやってきたんですが、なんせ、最近はそんなですからね
300円下げたと思ったら、翌日に200円戻して、翌日400円下げる、なんて、こんな感じばっかりですよ。
2日で500円とかさ、ラージ一枚、10円で1万円ですよ、50万円ですよ、3枚だったら150万円ですよ、10枚なら500万円ですよ、そんなのが頻繁に動くとか、さすがに心理的にしんどいですよね。
個人的には、最近の日経平均を見ていて
うわー、なんだか新興市場の株みたいな動きだなぁ
って思いますね、値動きがダイナミックなので、「これをやるのはギャンブルだな」って感覚ですよ。

そういうわけで、この前書きましたけれど、ちょっとトレードを見直して、最近は、少しずつ、FXのほうに比重をシフトしてます。
豪ドルメインなので、中国の貿易懸念で下落したときは、頭かかえました(笑)
FXは、以前書きましたけど、歴史的な問題で、誰もがベテランではないわけなので、なんかこう
初心者感覚でおどおどと、本格的にやってます(笑)







ゴミはごみ箱へ

以前、最近、鬱になってるので、トレードのやり方を変えている、という話を書いたんですが、それ以外にも、これも何度か書いてきてますけど、どうも、近年、なんというか
相場が新しい時代に突入したんじゃないか
と感じることもあるんですよ。

何十年も続いてきた感じというか、感覚というか、そういうのが変わってきて、次の時代に入ったような。

たぶんですね、個別株とかはそんなに変化ないんで、株をやってる人はあまり感じないと思うんですけど、私のように指数というか、まあ指数連動の先物ですよね、日経平均先物とか、そのへんをずーっと追いかけている人間としては、明らかに、変化を感じるんです。
指数に関しては、去年あたり、多くのアナリストなんかも同じようなことを言っていたので、私だけが感じてるわけではないと思いますね。

これ、感覚的なものなんで、とても説明しにくいんですけれど、著書にも書いてるように投資の世界の根底に流れる基本は普遍だと思うんですよ。
でも、なんというか、表面的な部分で、数十年ごとに、なんとなく変化があるというか。
たとえばスマホはスマホですよね、根本的な中身には変わりないので、根本を理解していればその知識はずっと通用するのですが、表面のデザインや性能は変化してくる、みたいな、そんな感じです。

で、鬱になったのと、そんな感じがあるという理由もあわせて、少し、トレードを数年ぶりに大変化させてるというか、まあ
心機一転、最初から
みたいな感じで、ちょっと心あらたに、スタイルを模索しています。

そんな心機一転の一環として
思い切って、これまで溜めたデータの大半を整理してゴミにしました。

まー、溜めた、っていってもですね
昔、毎年スクラップしてた新聞記事とか、今はもう、そんなもん絶対に見ないものとか
もうトレードしてないし参考にもしてない指標や銘柄、商品の場帳がダンボール数箱とか
十年ぶんぐらいの手描きチャートをダンボールいっぱいとか
ぶっちゃけ、「今使ってないもの」です。
そういうのは
全部不要
なんですよね。

不要なんだけど、特にチャートとかは、これだけ長い年月つけてきたんだから「もったいない」と思うんですよね、人の心情は。
「そのうち、参考にするかもしれない」なんて、自分に言い訳して、残そうとするわけですよ。

これって、アレですよね、物が捨てられないで、なんでも残して、家が物だらけになる人の言い訳と同じなんですよね、うちの嫁がそうです(笑)

けど、著書に偉そうなこと書いてるように、不要なものは捨てないと、やっぱ駄目なんです。
まー、本はどかどか捨ててますけどね、これまで捨てた本は数千冊はくだらないと思います(笑)

立花義正氏は、トレードする銘柄を決めるにあたって、数銘柄の何年分かのチャートを手描きしてみて、最終的に決めた銘柄以外のチャートを「破り捨てた」という話を書かれていますね。
なんせ手描きですから、相当な労力がかかってると思うんですが(たしか3ヶ月かかったとか書いてあったと思います)、それを思い切って破り捨ててる。
これは、なかなか、出来ることではないですよ。

でも、こういうの、トレーダーには、やっぱ必要だな、と思うんです。
何年かおきに、こういう作業はやったほうがいいんじゃないか、と思うんですよね。





地震の話、続編

未だに大阪地域は地震の余震が続いているので、落ち着かない日々を送っています。

小学校は翌日から再開したのですが、余震があれば、子供の引き取りで呼び出されるかもしれないし、それ以前に余震そのものが怖いので、まあ、どこか落ち着かない感じです。

なんとなく、いつも『あれ? 揺れたんじゃない?』みたいな感覚に陥ってます。

報道で、「熊本地震では2日後に大きな地震が来た」みたいな話をさんざん脅すので、余計に落ち着きません。
ああいう報道って、私がこれまでの著書で批判してきたような話と同じで、結局、後知恵バイアスですし、直近を重視する人間の機能ですよね。
そんなもの、調べてみたら、おそらく地震の3日後に大きな地震が再度来たのも、4日後に来たのも、6日も10日もあると思うんですがね。
しかも、なんとなく、直後に来ると関連しているように思えますけど、そもそも、地震のメカニズムってのはいまだにまともに解明されていないし、ましてや江戸時代の事例とかになったら、果たして前の地震と関連があるのか、関連性が不明ですからね。

こういうのは、投資の世界で言われるアノマリーとか、後知恵で関連性を説明するような解説、事例などとそっくりだなぁ、と思います。

そっくりだなぁと思う、といえば、私は著書で「投資にハマると、なんでもかんでも、相場に結びつけるようになる」という話を書きましたけれど、まさに、自分がそれに陥ってる、とひしひし感じますね(笑)

こんな地震の話とか、それをめぐる社会の反応とか、報道とか、そーいうのが全て「投資の世界と似てるなぁ」みたいな感じ方になりますね。
いいのか悪いのか分からないですけど、こういう思考パターンになると、なんとなく
あ、俺もようやく、いっぱしの相場師になったかな?
とか思って、ちょっと自意識過剰になりますね(笑)


そんなわけで(どんなわけ?)、我が家のキッチンは
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こんな惨状になっていました(笑)
基本、お気に入りの食器ほど、よく使うので、上に重ねるし、手前に置くので、ほぼ全滅でした。
あと、重い物が当たったせいか、炊飯器が壊れてましたね。

暗い画像だけだとアレなんで、震災を乗り切った我が家の娘と息子たちを紹介します。
このブログでは、ちゃんと載せるの初めてですね。
たまには、こういうのもいいかな、と。
投資ばっかりやってると、心がぎすぎすしてくるので、癒やしは大事ですよね(笑)

P_20180618_194605
さび猫が、我が家の重鎮でメイ。
私が子猫のときに保護して、オッパイやって育てた子です。

キジトラがフミ、保健所行きになるはずだった保護猫で、譲渡会で引き取ったのですが、譲渡会のときに感染したらしく、感染症で片目が潰れてしまい、副鼻腔炎をわずらってます。
毎日「鼻水シャワーアタック」ですw

ちなみに、普段は仲が悪いので、一緒に寝るなんてことはありません、このショットはめちゃくちゃ貴重です。

なぜか、みなさんトイレ好き、写真の場所はトイレです(笑)

2010-09-17 07-28-43
劇的ビフォアアフターw 保護時、生後2週間程度(推測)

投資の聖杯に書きましたけれど、私が相場とうまく距離をおけるようなったのは、この子を育てたおかげです。
自力排泄も無理だった時期なので、毎晩3時間おきに起きて、トイレとミルクをやっていた結果、毎日、寝不足でへろへろすぎて、相場なんか見てる場合じゃなくなったからです。
結果的に、その時期に、いい具合に距離感ができました。

私の子育てで栄養が行きすぎたせいか、完全手乗りサイズが、今では米袋5KGと3KGのコンボぶんですw
私が寝ていると腹に乗るのが好きなので、たまりません。
腹に米袋5KGと3KGを落とされたところを想像してください(笑)

2017-06-02 21-41-41
ビフォア。感染症状が悪化する前のフミ。
この後、片目がおかしくなって今に至るのでした。

こいつらも、それなりにショックを受けているらしく、震災後3日目の夜まで、普段寝ている二階に来ようとしませんでした。
常に、一階の、普段寝ないようなところで寝てました、様子が変でしたね。

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こっちはショックを受けまくったらしいナナ。
PTSDというか、ショックを受けているらしく、出かけようとすると、今まではしなかった「私も連れて行け」アピールを執拗にするのです。
普段は二階の寝室で寝るのに、地震後は、しばらく玄関の床で寝てばかりで、動こうとしませんでした。

これも保健所行きになりそうな犬を保護したもので、元は沖縄の離島の野犬です。
保護時から成犬です。
キリッとしたいい顔してますが、だいたい、いい顔してるときは、おやつをねだってる時です(笑)
めっちゃ男前な顔してるんですが、メスです。

P_20180507_093944

その、犬のナナちゃんを散歩中、近所のドブ川から「みーみー」という声が聞こえてきたので、さんざんあちこち調べまくった結果、発見した子猫がコレ。
幅2メートル、深さ2メートルのドブにはまって、死にかけていたところを、「サンダーバード」並の救助劇を繰り広げ、ドブまみれになって救出した「ハナ」です。

正直、あれは客観的に見ると、このオッサン、ドブで何やってんだと思われただろうなぁ
しばらく、体がドブ臭かったです、ドブの臭いって、なかなか抜けないんだなぁ、と体感しました(笑)

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救出直後のハナ。ドブまみれ。
当時、推測生後3週間程度。
低体温のショック症状で、一時仮死状態になり、下痢が続いて(ドブ水を飲みまくったせい?)命も危ぶまれましたが、幸い回復して、今では巨体になりました(笑)

この子は小心者なので、地震でおびえて固まっており、その後も、しばらくショック症状が抜けてないみたいでした。

かつては、野良なので噛みまくり、引っかきまくりで、一時は感染症で私の腕は腫れまくったりしたんですが、今では一番の甘えん坊です。
けどツンデレなので、自分からデレるとき以外は、近寄ると逃げます。
デレるときは、寝ている私の横に寝っ転がって体をすりつけて、グリグリ頭をこすりつけます
いまだによく分からない、ツンデレのバランスが極端すぎる、変なヤツです。
なんか動作が人間くさいので、我が家では「中身オッサン」と言われてます、夜中になると猫のキグルミを脱いで中から小さいオッサンが出てくるんだろうとw

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地震なんかしらない我が道を行くイタチさん。
フェレットのノアちゃんです。
私は昔からフェレット飼いで、この子は、なんと5代目のフェレットです。
先代のクロちゃんという子と、そっくりという理由から選んだのですが、挙動もそっくりで、私の口に平然と顔を突っ込みます。

かつて、ソフトバンクから「DOS/Vマガジン」というPC雑誌が出ていたのをご存じの方もいると思いますが、その雑誌に、当時、やたらフェレットの写真が載っていたと感じた人がいたとすれば、それは私のせいです、すいません(笑)

なわけで、今回は
親ばかブログでした(笑)

いや、投資の話、しろよ!!w





オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
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