トレーダーズ・グレイル

トレードの世界を探求するプロトレーダー増田蔵人の気まぐれ更新ブログ 本当に勝てる投資家になるためのブログ

2万円値固めか

日経平均は、ようやく終値ベースで2万円台に乗せました。
世間様では、ニュースなどでさんざん報道されていますが、以前も書いたとおり、日経平均はそもそも連続性がありません
著書にも書いたとおり、これはお国さえも公的に認めている事実です。
銘柄ごっそり入れ替えの時点で、
完全な別物になっている
ので、
報道の、何十年ぶり、という表現自体が、全く無意味です。

正確に言えば
リニューアル後、初の2万円台
というのが正しいと思います。

ご存じのとおり、日経平均はファーストリテイリング1社で大きく動くような、偏った指数ですから、元々、大騒ぎにはそれほど意味がありません。
実際のところ、このところの上げで注目したいのは、日経よりもTOPIXです。
このところ、日経ばかりが偏って上昇し、TOPIXはそれほど上がらず、両者の乖離が激しくなってNT倍率が高くなる傾向にありましたが、一度下落した後の最近の上げでは、ようやく、TOPIXに強さが感じられるようになってきました。

ま、個人的には日経平均先物を手がけているので、個人的なことだけで言えば、日経さえ上がっていればいいのですが(笑)、一般論的な見方で言えば、TOPIXが強く上昇するようになって、はじめて「本物の上昇」という感じです。

これからの理想としては
日経平均はそんなに上がらないので、イマイチ弱そうに思えるが、実はその裏でTOPIXがどんどん上げていて、NT倍率が縮小していく
というような形でしょう。
まあ、相場でそんなにうまくいったら、世話ないんですが。

調整局面は続くのか

先日
この前の調整が短すぎたので、もう一度ぐらい、大きな反落が欲しいところではあります
と書いたところ、このところ、まさにそんな感じの雰囲気になっていますね

これを書いているのは週初の月曜の朝ですが、前日のNYが大きく下落していることや、ギリシャ懸念や円高などのネガティブ材料が色々言われていますので、今日の日経は続落からスタートするでしょう
問題は、続落後、どうなるか、ということです。
ずるずる下げてしまえば、ある意味、いい調整になりますが、逆に持ちこたえて寄り付きより戻せば、「いかにも強い」という印象を与えることでしょう
先週、結構大きく下げていますので、それプラス、寄りの下げぶんが加われば、短期的にリバウンドが入ってもおかしくない感じではあります

最近は、どうも、為替に日経が左右されるのではなく、日経に為替が付いてきているような印象があるんですが、よく為替トレーダーは、日経のせいで為替が動くと言う
株式トレーだ-は、為替のせいで日経が動くと言う
と言われるように、結局は、後知恵の雑感に過ぎません

どう動いても、結局は後付の理由が色々言われることになりますが、問題は、ネガティブ材料というのは、常に事欠かないのですが、相場が強く陽気なときは、それらが無視されてポジティブなことばっかりが注目される、逆に弱いときは、ネガティブなところにばかり話が行くようになる、ということで、現在の状況は後者です
こういう状況の場合、どちらかといえば、しばらく下げが続く可能性が高いのは事実です

特に、これまで強気なときは「指標はこうでも、こう考えれば、株はまだまだ安い」なんてことを正当化している論調ばかりだったのに、最近は「指標がこうなので、割高感が目立つようになってきた」と手の平を返した論調が目立ってきました
昨日も妻に言ってたんですが
俺も2日前とは正反対なことを平然とした顔してシレーッと言える株式評論家みたいに図々しく厚顔無恥になりたい
と。

メディアがこうなってくるときというのは、たいてい、下げが続くものなのですが、さて、今回はどうなるでしょう

まあ、とっととギリシャ問題が決着つけばいいんですけどね、ネガティブモードなので、また急にクローズアップされてきてますが、この問題は前からずーーーーーーーーーーーっと続いていることで、ことさら今騒ぐことでもないんですけどね
1,2年前も全く同じような状況がありました。
忘れて、急に思い出して、また忘れて、急に思い出したようになる、相場ってのは、そういういい加減なものです。


日経平均2万円はいつの日か

日経平均はザラ場ベースでは2万円にタッチし、どことなく、お祝い的なムードも漂っていますが、その後、いまのところ、まだ一度も終値ベースで2万円にのせていません
2万円の壁は厚い、という印象を強く感じて、次第に弱含みの感覚が強くなっているこの頃ですが、さて、今日はどうなるでしょうか?

ところで、2万円タッチというと、テレビやラジオ、新聞で、十何年ぶりだとかいう報道を見ますけれど、著書に書いたように、日経平均には、そもそも、連続性がありません。
途中で大幅に中身が入れ替わっているので、以前の2万円と今の2万円をつけたものは、そもそも、全然別物です
だから、比較すること自体が、無意味でおかしいのです
十数年ぶりとかいうよりも、実質的には「初」なのです。
が、それを指摘しているのメディアは、ほとんどありません
気付いたところでは、ストックボイスTVで、そのことをきっちり指摘していました。

まあ、日経平均は大型偏り指数ですから、本当の実態はTOPIXのほうが近いのですが、そういう意味では、TOPIXはまだまだ強さが足りない、という感じです。
その一方で、個別の銘柄をたくさん見ると、きちんと年初来高値更新銘柄が毎日多くありますから、頑張ってる印象もあります。
まあ、この前の調整が短すぎたので、もう一度ぐらい、大きな反落が欲しいところではあります。


オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
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