トレーダーズ・グレイル

トレードの世界を探求するプロトレーダー増田蔵人の気まぐれ更新ブログ 本当に勝てる投資家になるためのブログ

腕痛いです

コロナワクチン接種の進み具合は自治体によって大きくバラつきがあるようですが、私の住んでいる市では、私の年齢層ではいまだに予約開始日すら決まってない、という状態です。

そんな中、なんだか申し訳ない気もするのですが、以前も書きましたが私は医療従事者の家族なので優先的に接種できるというありたがい話がありまして、二回目の接種に行ってきました。

前回はなんともなかった、って書きましたが、3日後から絶不調になりまして、それが一週間ぐらい続いたのですが、果たしてワクチンのせいかは判断が難しいところです。

二度目は結構ヤバイ、とは聞きますが、当日の夜中に明らかに発熱してる感覚があって、注射した腕が痛いのはともかくとして(割とコレはみんな言う)、全身の筋肉が2日ぐらいリゾートで泳いできた時みたいに筋肉痛のようになり、ダルくて仕方なくなってます。

歩くのさえ、しんどくておっくうです。
犬の散歩が辛いです。

「倦怠感」も割とポピュラーな副反応症状ですので、まあソレなんでしょうね。



ところで、全然このブログと関係ないジャンルの話ですが、漫画家のみなもと太郎先生の訃報が入ってきて、驚愕している次第です。

氏の「風雲児たち」は日本で最も優れたマンガのひとつだと私は思っていて、いつも思ってたのは「このマンガを学校で読ませれば、学生時代に歴史の面白さに気づくのになぁ」ってことでした。

近年になって、NHKでドラマ化されたり、舞台化されたりして、ようやくメジャー路線でも評価されつつある矢先のことでしたが、なんともはや、遅すぎる評価だったと思います。

実は私、「風雲児たち」はかれこれ40年以上つきあってきてます。

若い頃から、「ああ、コイツはこの作品が理解できる」と思う友人には一生懸命布教活動してまして(笑) おかげで活動が実り、今や某著名モデラーになった某氏とか、インプレスでエライ人になった某氏とか、いろんな人を無理矢理にファンにしました(笑)

ああ、そういえば私はよく著書に「明治維新なんてのは革新ではないのだよ、学校の先生は嘘を教えているんだよ」という話を書きますが、その考えを最初に教えてくれたのも「風雲児たち」です。

「幕末を描く」といって始まったマンガなのに、恐ろしいことに30巻経っても幕末に行き着かないという(笑)前代未聞のマンガ作品でして、近年は仕切り直しで「幕末編」からようやく幕末に入り、作者も自分の年齢も意識しているのでしょう、終わらせることを意識して適度なテンポで進めていました(まあ、正直、「幕末編」は、そのぶんマンガとしての面白さが犠牲になっていて、惰性的な感じになってはいましたが)。

個人的な所感では、あと5~10年で完結できるペースだな、と思っていて、氏の年齢を考えるとなんとかいけるだろう、って思っていたところ、結局完結しないまま先生が亡くなったので、強烈な喪失感です。

まー、この歳になると、漫画家はもちろん、俳優でもミュジーシャンでも作家でも、だいたい、好きだった人は亡くなってきているものなんですけどね。
ローリングストーンズがまた生きてる、それどころか現役で、ミックが心臓手術した直後にライブやってるとかが、むしろ奇跡的な希少例です(笑)
コロナでロックダウンされたときには、すぐさま曲作ったりして、そのフットワークの軽さにびっくりですよね、70過ぎのおじいちゃんがコレって!! カッケーっす!


なんか個人的な話ですみません。なんとなく、私の著書を読んで共感頂ける方なら、「風雲児たち」も読んでそうだなぁ、とか思ったもんで(笑)




















超初心者向けの投資入門

もう、やっとこさ本が終わったところで、舌の根の乾かぬうち?に、アレですが
次こそ
念願の「超初心者向け投資入門書」
を書きたいなぁ、なんてことを最近思ってます。

いや、念願、って何が念願なんだか、私を知らない人にはまるで分からないと思いますが(笑) 基本的に私は昔から「ド素人に教える入門書」を書くのが大好きなんです。
出版社から「次何書きたい?」とか聞かれたときも、いつも「超初心者向けの入門書」って答えてたぐらいです。
技術系の本を出版するときは、まず「ターゲットを絞り込む」ことが大事なんですよね。
あんまり「ある程度分かってる人向けの技術書」には興味ないんですよ。
まあ、結果としては、大人の事情で、そんなコンピューターの本をたくさん書いてきてますけど。

そんな嗜好なので、投資の本も、元々は初心者入門書のつもりで書いてきてるんですが、投資には
「本当に大事なこと、伝えたいこと」
が山ほどあって、それらを本文に入れ込んでいくと、それだけでボリュームが多くなっちゃう。
そうなると、用語だとかいう、一番初歩的な部分なんかはちょっとネット見たり他の入門書見れば分かるんで、そんなに重要じゃないので、あえて自分の本に入れることもないから削ることになっちゃって、結果として「初心者の中級」ぐらいを対象にしたような話になっちゃってるんですよね、毎回。

そもそもが、投資の聖杯自体が、結果ああいう本になりましたが、最初はそんな超初心者向け本のつもりで書き始めてましたから(笑)


それはそれでいいのですが、超初級の本も書きたい、という思いはずーーーーーーーーっと前からあって、実は今まで3回ほど執筆にチャレンジしているのですが、どうにもまとまりきらずにポシャってきてます。
何度も書いては諦めてるので、そのジャンルだけで本二冊ぶんぐらいは没原稿があります(笑)

そんなわけで「念願」なのですが、今度こそ、古い原稿を参考にして、なんとかまとめてみたいなぁ、と思ってます。
一般にミーハー入門書やWebでは「さらっと説明して流されるけど、実は大事な物事」などがあるので、自分流に一般入門書とは違う独特の解説ができればいいなぁ、と考えたり、中学生でも読めるぐらいの物にしたいなぁ、とか、入門書なんで今度こそボリューム減らして100ページぐらいに薄くして、分冊にしたいなぁ、とか、アレコレ考えてます。

まー、現段階では、ほぼ
妄想の類

ですけどね(笑)

できたらいいなぁ (@_@)遠い目



















あっ、紙も出てます

あっ、そうそう、書き忘れてましたが
今度の本ははじめて、紙の書籍と電子書籍を同時出版してます。

以前出したのは、電子書籍がまずあって、それを紙の出版にふさわしい形に編集していじったものでしたので表紙やら内容もちょっと変わってますが、今回は最初から紙で出すことを意識して作りましたので、全く同じものです。

紙だと物理的なコストやらなんやら、いろんな制約がありますので、そのへんのバランスを考慮してページ数やら文字数やらなんやら決めて、先にそっちにあわせて書いて、あとからそれを電子書籍に落とし込む、みたいな形でやりました。

電子書籍は厚みがないので文字数自由、これまでは制約なく書いてましたから、苦労しましたにゃ~。

まあもっとも、昔はみんな紙だったんで制約つきで書いてたわけですけれどもね、久しぶりにやると苦労しますね、文字数を当初予定どおりにあわせてページ数きっちりに収めるのってすっげー面倒くさいなぁ、みたいな(笑)
















オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
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