トレーダーズ・グレイル

トレードの世界を探求するプロトレーダー増田蔵人の気まぐれ更新ブログ 本当に勝てる投資家になるためのブログ

あけましておめでとうございます

insta
みなさま、あけましておめでとうございます。

もう、数少ない読者の方も見限ってると思いますが、今年の賀状のネタは、わかる人にはわかるアレです(笑) 自分で言うのもアレですが完コピです、ペンタブの調子悪くて描くの苦労しました、新しいペンタブ欲しいなー。

新年早々、元旦の大地震、2日の飛行機大炎上には驚きましたねー、実は炎上の原因になった自衛隊機は地震の救援物資を運んでいたというところでビミョウにつながってた、というのもびっくりでした。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
そういえば、友人の弟が炎上した飛行機に乗ってたそうです。
なんか元旦早々から縁起が悪い年って感じがしますが、私のおみくじはなんと大凶、嫁のおみくじは凶でした、なんだかなー

さて、またしてもすっかり時間が過ぎてしまいましたが、ガンの再発も今のところはなく、ひっそりといつもどおりに著作をやってたり、トレードをしてたりします。

が、病気してからこっち、どうにもこう、なんとなく
バイタリティが欠け気味
で、ブログを更新したりする気力と時間がなかなか、なかったりします。


少し投資の話題をしますと、昨年のマーケットは、バブル後の高値を更新したりと、堅調っぽく思えるものの、実は一年のうちのほとんどがボックス相場でした。

おまけに、大きな変化、それも歴史的に見てたぶん相場市場初めての、大きな変革があったんじゃなかろうか、と個人的には推測してます。

というのは、ボックス相場といっても、昨日は日経平均が500円下げたと思ったら今日は400円上がった、みたいな、ものすごい乱高下が続く日々が多かったと思うのですが、これがなぜ起きていたのか、というと、私は
昨年、いきなり一年間で一気に発展したAI
の実用化時期と時期を一にしており、海外の多くの機関投資家が、部分的であれ売買アルゴリズムにAIを取り入れたせいではないか、と推測してます。

ずーっとコンピューターの仕事してきてコンピューターが身近な身としては、AIが昨年一年のうちにものすごい勢いで「使える」ようになったのには驚愕しました、ほんと突然でしたからね。
昔は、AI(人工知能)は使い物にならないんで、「人工無脳」って皮肉で言ってたもんですがねー。
_d6ef66d9-6b76-4ffb-8544-f46073dbcac7
Firefly 籐編みのベッドで眠るかわいい猫 写真 場所は窓辺 71749
_8cf25de5-3c67-48f7-ac49-04b9cbd8d318
△ちなみにこの3枚は、どれもAIに描いてもらった画像です。すげえ(○_○)


コレはたぶん歴史的な変革で、今までの投資の歴史にはなかった革命的な変化だと思うんです。

まあ、だからといって、AIトレードが主流になったら人間は勝てなくなるか、といえばそんなことはなく、当分はきちんと基本にのっとったトレードしていればAIに負けることはないとは思います。

そもそも、AIがポピュラーになりすぎると、絶対に証券会社もAIによる自動売買をお客様に提供してきますし、そうなったらみんながAIトレードできちゃうわけで、じゃあそのときにはみんなが勝てるのか、っていえば、決してそんなことにはならないわけですから、結局、やっぱり勝つのはいつの時代でも少数派になるわけですよ。


それはともかく、昨年の、あの数百円単位で上げ下げするボラティリティの高い相場は、多くの投資家はかなりやりにくかったのではないかと思います。

かくいう私はというと、なんか割とああいう値動きって性に合ってたのか、うっかり調子に乗っちゃうぐらいにバッチリいけて気持ち悪いぐらいでした。
年利90%ぐらいいきましたか、病気上がり以降はリハビリで投資規模を縮小して、徐々に戻していこうとしている最中なので金額的には大した利益ではないのですが。

今年は、あの高ボラティリティの相場が変化するのか、はたまた今年もそうか(大発会を見ると一時700円以上下げてたので、続きそうですが)注目ですね。

まあともかく、新NISAが始まる前に新刊リリースしたかったのに全然進んでないので、まず第一にそれを早くなんとかしたい今日この頃です。今年もよろしくお願いします。



















株券

例によって、またまた更新がとどこおっており、すいません。 

たまにしか更新しないので、なんとなく毎回近況報告みたくなってますな(笑)


以前書きましたが、ガン治療との戦いで気力が少なくなっていてトレードの規模を縮小していたりはするのですが、決してトレーダーをやめたわけでもありません。

トレード本の執筆意欲も変わらずにあることはあるというか、とにかく息をするのと同じぐら執筆が好きすぎてあたまりまえのことになってるので止めることなどありえないのですが、これまた以前書いたように、一度死にかけたことで、なんつーかこう
残された人生で、やりたいこともちゃんとやっときたい
とかいうとドラマチックですが、別にそんな重たい感じではないのですが(笑)とにかく他にやりたいことも出てきて。
 
ま、シンプルに言うとその多くは、昔、造形のプロだった頃の関連、早い話が「物理的な物作り」をやりたいので、趣味の模型作りなんかも、もちろん再開してますが、それ以外にも、作家としてもう一度世の中に出るようなことがしたい、ということもあって(一応、昔は造形関係で多少は名前が出てました。今でもネットで検索すると少しはヒットします)。

やるならジャンルを絞らないとキリがなくなる、ってことで、猫好きをこじらせてるので、じゃあ猫アイテム専門にしよう、という感じで、ハンドメイドで猫アイテム作って販売しようとか画策してるのでした(笑)

その結果が、今、こんな感じです
にゃん工房

でまあ、話を戻すと、元々、ガン治療の弊害でバイタリティが少ない上に、抗がん剤の副作用がしんどいから去年は可能な限り休養していたので極端に体力が落ちており、そのせいでこのところの暑さが普通以上にこたえて、一日のうち、気力をもって動ける時間が極端に少ないのです。

その少ない時間を、上記のものごとに割り振っているので、なかなかトレード関連のブログやら、著作まで手が回らない、というのが現在の状況なのです。
決して、やめたわけではないですが、そこまで手が回らない、という感じなのですね。
他にも、父の遺産相続がらみのこともまだ終わってませんし。


で、話題をトレードにすると、前に「最近、気持ち悪いぐらいに手が合うんで、こういうときはだいたい調子に乗って失敗する」って話を書きましたが、案の定というか、少し前までの爆上げの初動では、売りで立ち向かってしまいました。
さすがに途中で、こりゃやばい、ってんで、買いに転換し、ほぼ高値圏で売り抜けたので、それなりに利益にはなりましたが、当初の損切り分がたたって「そこそこの利」程度になってしまいました。
あんな上昇は数年に一度あるかないかの儲けどきだったので、失敗して大きく稼げなかったのは、実に残念でした、みなさんはたくさん儲かってるといいですね。


そして、また話は変わります(笑)

久々にブログを書く気になったのはこのネタがあったからでして、ここからが本番ですが(笑)
2004年に株券の電子化が施行され、株券が物理的に存在しなくなって久しく、今の若い世代の方々は、物心ついた頃からもう株はネットのモノで、株券というものを見たことがなく、どんなものかピンとこない方も多いと思うのです。

そんなわけで、ネタがコレです。

2023-07-19 22.12.46
上は新日本製鐵(新日鉄)、下は阪急阪神ホールディングスの株券。

2023-07-19 22.13.54
上は長谷川工務店(長谷工)、下はキリンビールの株券です。

相続の関係で昔のタンス株が出てきたのでした。

これ、結構、バサバサ枚数あります。
既に相続の処理したあとのものなので、ゴミですが。

確か最初の著書にも書いたと思うんですが、海外の話の引用で、今の人は電子の海のどこかに株券が積み上げられててそれを勝手に買ったり売ったりしている、という、いわばバーチャルな感覚で株のトレードをやっていますが、その「軽さ」が結構ヤバいと。
こういう風に物理的に、しかもナニヤラ仰々しい券(紙質がまた立派)が存在していると、株っていうのは何か重々しいものだという感覚になり、それだと必然的に取引も慎重になると思うのですよ。

ジジイのたわごとと言われてしまうとそれまでですが、会社や取引を扱う側にとっては電子化は便利ですが、トレードする側にとっては、間違いなく「物理的に存在する重さが分かる」ことは、トレードを左右する重大なファクターだと思うんですよ。

そういう意味で、電子化は必ずしも良いことばかりではないな、とジジイは思う次第です。




































元に戻って着地

今日はGW明けですが、休み中は日経平均先物がガンガン下がっていたので、相場はいったいどうなることやら、ハラハラして見てました。

一時は28500円台まで下げてたんで、こりゃ週明けは荒れそうだなぁ、と思っていたら、最後の日に大幅に戻し、チャートを見ると長い下ひげの足になって、奇跡的にもほとんど休み前と近い価格水準で引けましたね。
なんのことはない、毎日ハラハラドキドキ、一喜一憂して見てたけど、結果的には、ほとんど変化はなかった、という感じで肩透かしでした。
私は下げたところで買いを仕込んだんですが、同じようにGW休まずに投資をしていて下げたところで買いを入れた人はオイシイ思いをしたというところでしょうか(笑)

なんとなく下げて戻す動きが予定調和的っていうか、板の薄いところにファンド勢の意図的な価格操作が入ってるっぽい動きのようにも見えますけど。
とはいえ、GW中に海外の新しい材料も出てるので、この先日本株はどうなるのか、じっくり注視していたいところです。
まだ土地の名義変更とか相続がらみのアレが残ってて、なかなか腰をすえてトレードできない状態なんですけどね~。
















オーナー紹介 増田蔵人
フリーで造型、PC関係等の仕事を多岐に渡り担当、関連雑誌等のライター。本名で著書が十数冊ある。
投資歴は30年。近年ライターとしての仕事が激減したため、プロトレーダーとして生計をたてるに至る。
2015年、ライター生活の集大成、トレーダー啓蒙書『投資の聖杯 ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル』を電子書籍でリリース。
最新コメント